中古マンションを購入する時、何を確認したらいいの?
中古マンションを購入する時、最低限チェックして納得しておきたい事柄についてまとめました。
動く金額も大きいので失敗したくないのがマンション購入。買ってしまった後こんなはずじゃなかった!とならないために、しっかり確認しておきましょう。
・お金の確認
管理組合が充実しており、大規模修の費用が充分に貯まっているかどうか。
ローンは無理のない支払い計画か。団体信用生命保険の条件等
固定資産税が毎年いくらかかるか。
人生計画において必要な物件であり、手放す時には資産価値があるかどうか。
・マンションの管理状態
管理会社はどこか。
管理規約をよく読む。
ペットの飼育は可能か、リフォームの制限、役員の当番制の条件等。
管理組合がきちんと機能しているかどうか。
・マンションの近隣の環境とマンションが抱えているトラブル
日照権めぐっての訴訟などがないかどうか。
付近の排気ガス、騒音はどうか。
付近に高層マンションなどの建設計画があるかどうか。
防犯上、安全な環境かどうか。
近く新駅が出来るなど、都市計画について調べる。
・災害に関して
地盤、水源、火災についての危険度をチェック。
過去の資料、自治体の防災状況を調べる。
マンションの工法を調べる。耐震、制震、免震の状態。
火災、地震対策、災害時のインフラ、電源等。
・マンションの建物のチェック
築何年か、自分の希望するリフォームができる工法かどうか。施工主はどこか。
Wi-Fi、ケーブルテレビ等のインフラ。ひび割れ、共有部分の劣化、リフォーム状況。防犯カメラ、ゴミ出しルール、ゴミ置き場の衛生状態、清掃状況、駐車場、駐輪場は潤沢にあるか。
・住人層、人間関係
どのような層が入居しているか、車、自転車、家族の様子なども合わせてチェック。
・部屋をチェック
カビ、ひび割れ、電圧、給湯設備、水周り、エアコン等設備の状態、壁の厚さ、上下階、左右の騒音、日当たり具合、騒音、洗濯機の場所、洗濯物を干せるかどうか。ベランダ、プライバシー、雨どいの状態、エアコン等の室外機の状態、リフォーム、リノベーションの必要性
□関連記事:中古マンションのチェックポイント(室内編)
□関連記事:中古マンションのチェックポイント(建物編)
中古マンションならではの必須確認事項
いかがでしたか?すでに管理組合があるので、その体質は思っている以上に重要です。
マンションは一軒家のように独立していないため、他の住人と協力してすすめることが必ず出てくるからです。
大規模修繕のような巨額の費用が必要な改修工事の時も、思わぬもめ方をしないように、管理組合がしっかりしているかどうか確認しましょう。
また、住んでからこんなはずではなかったとなる理由のひとつに、固定資産税、自宅の専有部分の修理代などが上げられます。
年数が経っているマンションですとどうしても修理が必要な部分が出てきます。
もっとも、窓やサッシは専有部分と思われがちですが、共有部分になりますので、修理が必要な場合は管理組合に確認を取り、マンションによっては全戸修理となります。
また、お金では解決できないもっと厄介な問題が住人とのトラブルや環境に起因する問題です。
どのような層が住んでいるのか、付近の住民と揉めていないか、都市計画、また、防災に関してもチェックしておく必要があります。
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