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住宅ローンの基礎知識①

住宅ローンの選び方次第で、お住まいにかかる費用が数百万円単位で変わってしまう事をご存じですか?お得なお住まい探しには、物件を吟味するだけでは足りません。住宅ローンをお得なものを選ぶだけで、中古マンション購入に係る費用の総額は変わります。

今回は、お住まいのご購入を検討し始めたばかりの方に、住宅ローンがどんなものなのか、どのように支払い額が決まっていくのか、住宅ローンの基礎をご説明します。

 

住宅ローンとは・・・

住宅は人生でも、多くの方が1番高い金額の買物で、家を購入する時は、ほとんどの人が住宅ローンを借ります。当然ですが、千万円単位から1億円以上の借入金額になるケースもあります。借金をした経験なんて車のローンくらいという人が多いでしょうから、住宅購入の際は、いきなり人生最大の借金を背負うことになるわけです。

 

当たり前ですが、借りたお金は返さなければならないので、月々均等払いであったり、ボーナス併用返済など、方法は数パターンございますが、数十年にわたって返済していくことになります。

当たり前ですが、借りたお金は返さなければならないので、月々均等払いであったり、ボーナス併用返済など、方法は数パターンございますが、数十年にわたって返済していくことになります。

 

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住宅ローンは家賃より大変?

多額の借金をするとなると、とても大変な事だと思われるかもしれませんが、家を購入しないでも、家賃がかからない実家等に住んでいるわけではなく、賃貸住宅に暮らしている場合は、毎月家賃を払うわけですから、住宅費として考えれば、住宅ローンと家賃は、それほど大きな違いはありません。

 

今は、一昔前と比較すると、住宅ローンの金利が低くなっているので、同じような条件の住宅を賃貸で借りて家賃を払うより、購入して住宅ローンを組んで、返済していったほうが月々の支払いが少なくて済むというケースも珍しくありません。では住宅ローンと家賃とはなにが違うのでしょうか?

 

まず、家賃は、家を借りるレンタルの料金なので、いくら払い続けても、その家が自分のものになるわけではありません。これに対し、住宅ローンは「自分の家」を手に入れるために支払うものです。契約を交わして鍵を受け取ればその家は自分のものとなり、住宅ローンを払い終われば、住宅ローンを組んだ金融機関に家を取られてしまう心配もありません。

住宅ローンと家賃では住宅費という意味合いでは、あまり違いはないかもしれませんが、、あくまでも多額のお金を借りる必要がございますので、家を買うときには住宅ローンの負担があまり重くならないような、しっかりと将来設計も考えた資金計画を立てる必要があります。

 

 

 

住宅ローンの返済は元金と利息に分けられる

これは住宅ローンに限りませんが、借金には利息が付きものです。利息は借りている金額(元金)に金利をかけて計算されます。

住宅ローンの金利は年利で表示されるのが通常なので、毎月支払う利息は金利を12(カ月)で割ってからかけるのです。例えば5,000万円を2%の金利、返済期間35年間で借りた場合、1回目の返済で支払う利息は「1000万円×(2%÷12=0.16%)=83,333円」です。ローンを返済するときはこの利息と一緒に元金の一部を支払うことになります。仮に35年かけて返済していくとすると、月々の返済額は165,631円(元利均等返済の場合)です。1回目の返済額のうち支払い利息が83,333円なので、残りの82,298円が借り入れ元金の返済に宛てられるのです。これで元金の残高が少し減ったので、2回目の返済で支払う利息が少し減り、その代わり元金部分の返済額が少し増えます。こうして返済額のうち利息部分が徐々に減っていき、元金部分が増えていく仕組みです。

 

ローンの返済といっても、その金額のすべてが元金の返済にあてられるわけではなく、利息の支払いにあてられる部分も多いのです。ちょっとややこしくなりましたが、ようするに住宅ローンの返済額には借り入れ元金の返済部分と利息の支払い部分があり、返済し始めのころは利息の支払いが多いのでなかなか元金が減ずらいということを頭に入れておいてください。

 

 

 

(初回投稿日:2025年6月6日)