今の住まいから住み替えるにあたり、多くの方が売ることを考えていると思います。 不動産業者として、売る以外の選択肢として「貸す」ことも選択肢に入れていただきたいです。 家を貸すことによって家賃収入が発生します。ローンが残っていれば、入ってきた家賃収入でローンを減らすことができます。 さらにローンがなくなれば、家賃収入がそのままご自身の収入へと変わり、年金対策や貯蓄にも充てることが可能です。
賃料査定
家を貸す際に一番大切なことがいくらの賃料で貸すかです。 賃料を間違えてしまうと空室期間が生じてしまい家賃収入が途絶えてしまいますので、 適正な賃料を見極めることが大切です。 マンションを貸す場合、管理費・修繕積立金や固定資産税はオーナー様の負担となります。 賃料査定を入念に行うことによって、家賃収入と支出のバランスを見極め貸す際の不安を大きく軽減することができます。 賃料査定には、今までの取引事例から算出する「簡易査定」と しっかり室内を確認して正確な金額を出す「訪問査定」の2種類があります。 高い査定額を信用し募集しても、賃借人が見つからないと、空室期間中は収入が入ってこない状態になってしまいますので 査定額の根拠なども詳しく知る必要があります。家を貸す際の話をもう少し詳しくお話しさせていただきます。
空室を避けたい
空室リスクを避けるために家賃保証という制度があります。 空室保証であったり、サブリースとも呼ばれています。 家賃保証を付けることで空室の期間にもかかわらず、管理会社が一括借り上げをし、家賃がオーナー様へと払われます。 本来取れる賃料の20%前後(業者によって異なる)を管理会社に払うことでこちらの制度が使えます。 受け取れる家賃は本来の80%前後になってしまいます。 ですが空室の期間の家賃収入が0円になってしまうことより、リスクなく毎月80%の家賃を確実に受け取ることのほうが 安心だというオーナー様も多く、リスク軽減のために多くの方がご利用されてます。 空室期間にも家賃が本来の80%前後ではありますが、確実に入ってくるのでオーナー様にとっては非常に安心材料になります。
リノベーション済物件と相場の賃料より高く貸したい
賃料には、場所や広さ、築年数等によって相場というものがあります。 賃料査定をした際に相場の賃料より低くなってしまうこともあります。 早期に他の賃貸との差別化を図り、早めの対策が必要です。 リフォームや設備の交換によって、元来の賃料よりも高い賃料で人に貸すことも可能です。今住んでいる家を賃貸に出した際にかかる税金、家を賃貸に出した際にかかる税金、個人が不動産を貸して家賃を受け取る場合、 その不動産にかかわる利益は「不動産所得」となります。 不動産所得は入ってきた収入すべてが手元に残るわけではございません。 不動産を貸して得た収入から必要経費を差し引いた額がご自身の収入になるわけです。
●総収入金額
家賃の他に得られる収入は? 敷金・礼金や契約当初から返還の必要のないものや共益費などの名目で受け取る電気代や水道代などがあります。
●必要経費について
必要経費とは不動産収入を得るために必要な費用のことです。 1 固定資産税、不動産所得税・登録免許税。不動産を保有していると固定資産税・登録免許税がかかります。 不動産所得を得ている方は、所得税がかかります。 固定資産税とは土地やマンションを所有している人に対してかかる税金のことです。また、登録免許税とは持ち家を自分の持ち物と 権利関係を定める登記手続きにかかる費用のことです。 2 損害保険料(火災保険や地震保険など) 3 入居者を募集するための費用や(仲介手数料、広告費等) ハウスクリーニングを行った際の費用 4 減価償却費 5 管理費・修繕費(建物管理会社に対して払う) 6 ローンをお支払いでしたら利子の部分は経費で計上できます。 例えば、月々10万円でしたら元本返済が6万円、利子の部分が4万円 この4万円の部分が経費計上することができます。 以上が不動産を賃貸に出した際の費用になります。
いかがでしたでしょうか? 不動産を賃貸に出された際にどのくらい税金がかかるのか、 どんなものにお金がかかるのか、少しはお分かりいただけたでしょうか? 現在お住いのお家を賃貸に出そうなどお考えている方がいらっしゃいましたら 弊社では賃貸査定を行っているので是非ご利用下さい。
(初投稿日:2025年6月27日)