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賃貸か持ち家か…。今の自分に合っているのは?

「賃貸と持ち家 どっちがお得か?」というのは永遠のテーマとなっています。色々な見方がありますが、簡単に住み替えをしやすいのは賃貸のほうで、持ち家は物件価格以外にもお金がかかるというイメージがありますよね。

賃貸と持ち家とどちらがいいとは一概には言えませんが、ライフプランと照らし合わせながら年代別のポイントをみていきましょう。

 

 

 

基本的に賃貸と持ち家のメリットデメリットは?

■賃貸派・持家派メリット・デメリット

<賃貸派メリット>

・住宅ローンがないので破綻リスクが少ない

・ライフスタイルに合った広さや家賃の物件に引っ越すことができる

・近隣住民とのトラブルが起きても気軽に引っ越すことができる

 

<持家派メリット>

・持ち家を手に入れたという満足感と安心感を得られる

・間取りを変更したり、好みの内装にしたり自由にリフォームできる

・持ち家であることで、社会的信用を得られる

・賃貸よりもグレードの高い家に住める

・世帯主に万が一ということがあったら、団体信用生命保険に加入していることで住宅ローンの支払いがなくなる

 

<賃貸派デメリット>

・自由にリフォームすることができない

・終わりが無い家賃を払い続けなければならない

・老後に向けての不安が残る

 

<持家派デメリット>

・住宅を購入するための多額の初期費用が必要になる

・ライフスタイルの変化があっても簡単に住み替えできない

・売却の際、希望の金額で売れなかったり、買い手がつかなかったりする

 

ケース1 20代

まだ仕事を始めたばかりの年代で、将来についての不確定要素が多いというのがこの年代の特徴です。今後のライフプランによってどこに住居を購入するかが変わってくるため、「20代のうちは賃貸のままでいいや」と考える人も多くいらっしゃるのが事実です。今後、様々な変化があるだろうということを想定した上で住宅を考えるというのが20代でのポイントです。

たしかに、賃貸の方がライフプランの変化に合わせやすいと言えますが、早めに住宅ローンを組むことで、支払い期間が長くとれるため、余裕のある返済になるというメリットもあります。

 

■20代で購入するメリット

20代で購入した場合、今後収入が増加していく可能性が高いので、余裕をもって教育費などの準備をすることができます。また、しっかりと貯蓄ができれば繰り上げ返済をすることで返済時期をぐっと短期にすることも可能になります。

無理のない計画を立てることができれば、日々の楽しみも充実させることができるのが20代でマンションを購入するメリットだといえるでしょう。

「20代でも買えるのかな?」「20代のうちに購入したメリットを聞きたい!」と考えている方はすぐにでも不動産会社に相談するのをお勧めします。

20代のうちにローン返済を始めれば、それだけ早く完済することができることになり、さらには繰り上げ返済などで返済を早めていけば定年前に完済することも可能です。

その後の人生をゆとりあるものにできるなど、早期返済が可能になるのが20代で住宅を購入することの最大のメリットだといえます。

将来の見通しをしっかりとたてて、購入する物件を選ぶようにしてくださいね。

 

関連記事:私の年齢でどんな中古マンションが買える?《20代編》

 

 

ケース2 30代

30代になると、結婚などをしたり、家族構成もほぼ決まってきて、将来の見通しがついてくる人も多いでしょう。改めて住宅に対してどのくらいの金額を使うのか、住む場所はどこにするのかなどを検討しやすい時期になり、今後の家計の収支やライフプランを具体的に考えることが必要です。

子供がいる場合には、今後の教育方針も重要です。公立か私立か、早い時期から支出が多くなるのかなど子供の学費は家計に大きな影響があります。

また、転勤や子どもの進路など、住宅にかけられる予算や拠点が定まれば購入の検討もできます。不確定要素が多い場合にはまだ賃貸と考える場合もあるかもしれませんが、30代は今後の住宅をどうするのかの方向性を決めやすい良い時期だといえます。

30代は収入が安定してくること、生活環境の見通しが立ってくること、そして長期ローンを組むことも可能なため、マイホームを手に入れる人が一番多い年代です。

 

■30代でマンションを購入するメリット

・月々の支払い負担が減る

 

金融機関により完済年齢にズレはあるものの、目安は80歳。最近は50年ローンという商品もでてきましたが、住宅ローンの借入期間は最長で35年というのが一般的です。

 

ローンを組む年齢

30歳  30歳 + 35年 = 65歳

35歳  35歳 + 35年 = 70歳

39歳  39歳 + 35年 = 74歳

 

30代のうちは借入期間を35年で設定することが多く、ゆとりを持って返済することができます。定年の年齢が上がってきている今、定年前にはローンが終わって楽になるのも30代の特権です。

 

・堅実でゆとりある検討が可能に

学校を卒業して社会人となるのはおおかた10代後半~20代前半。30代ともなれば、社会人になって10年を越える方も多いのではないでしょうか。仕事でのスキルアップやキャリアアップは、お給料へも反映されてきます。30代になると仕事にも慣れ、20代と比べて、より安定した生活基盤を構築することができるようになり、ゆとりも生まれます。

 

・将来設計のしやすさ

結婚・出産などを経てライフスタイルが確立する方も多く、プライベートでも落ち着いてくる時期です。20代では考えなかったことも、なんとなく想像できるようになってきます。

無理なく将来を考えた上で住宅を購入することができるバランスの良さが30代で購入する大きなメリットです。

 

関連記事:私の年齢でどんな中古マンションが買える?《30代編》

 

 

ケース3 40代

現金で購入できる自己資金があれば住宅はいつでも購入できます。しかし、ある程度まとまった金額の住宅ローンを組もうとする場合には、返済期間を考えると40代がラストチャンスに近いとも考えられます。子供がいる家庭では部屋数が必要な場合もありますが、近い将来子どもが独立した場合、部屋数・広さは必要なくなる可能性も高いため取得するには中途半端な時期でもあります。

この年代まで賃貸できたのであれば、数年先に夫婦2人で生活することを前提とした広さや部屋数の住宅にするというのも一つの選択になるでしょう。

また、リタイア後の生活費の準備も本格的に始めなくてはならない時期です。計画を立てる上で、どこで誰と住むのかということも考え始めましょう。故郷に戻って実家を建て直す、利便性のいいマンションにするなど、価値観によって様々なので老後の住居のことを考えて、準備に備えましょう。

 

■40代でマンションを購入するメリット

20代や30代と比較しても、自己資金を貯めることができる期間が長かったことにより、住宅ローンの負担を少なくすることができる年代です。また、若い世代と比較しても、ライフプランが固まってきている年代なので、住む場所や広さなどの選択に困ることが少なくなります。老後のライフプランも決めやすいので、色々なケースを想定して、住宅を購入することが可能です。

ただ、若い世代と比較すると住宅ローンで成約が出てくる可能性もあるので、不動産会社に相談するといいでしょう。

 

関連記事:私の年齢でどんな中古マンションが買える?《40代編》

 

 

 

(初回投稿日:2025年8月1日)