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中古マンションは管理を買え

 

中古マンションは管理を買え 「マンションは戸建よりも管理が楽そうだ」そう考えて、マンションに関心を持った方は多いのではないでしょうか。 実際、多くのマンション管理組合は、管理業務を外部に委託していて、基本的に住んでいる人の手を煩わせることはありません。しかし管理方法は、マンションによって全く違います。またマンションの管理方法や運営は、なかなか一世帯の住民が変えられるものではありません。ですからマンションを選ぶときは、この管理状況を見極めて選ぶことが大切です。

 

「管理」が中古マンションの資産価値を左右する?

 

管理会社が行うマンション管理は、大きく「清掃業務」と「修繕業務」の二つに分けられます。

「清掃業務」は管理人さんや管理会社の清掃員の方が行う、マンションの共有部分の美観や秩序を維持する業務です。(共有部分とは主にエントランスや廊下、エレベーター等のことを指します。)これを怠ると…管理の行き届いていないマンションとなり、景観が一気に損なわれてしまいます。

 

 

実際に素敵なお部屋を想像して見学へ行ってみたものの、清掃の行き届いていないエントランスを見てがっかりした経験はありませんか?管理状態の悪いマンションを選ぶと、共有部分の状態が悪くなって、資産価値を下げてしまうケースだってあります。

 

■関連記事:価値ある中古マンションの選び方

 

修繕積立金が安いマンション、高いマンションは要注意

 

マンションの長期的な維持管理を「修繕業務」と言います。

まず管理会社は、「マンションを定期的に点検・修繕して長く住めるものにする」ため、長期修繕計画と呼ばれる計画を立てます。そして管理組合にこの計画を提示し、必要な費用を徴収します。そしてその資金を基に、計画に沿って修繕工事を行っていくのです。

 

この資金源が修繕積立金です。実際にマンションを買って暮らし始めると、管理費と一緒に毎月支払うことになります。つまり修繕積立金はマンションを維持する上で、必須の費用なのです。この修繕積立金が相場よりも低いマンション、あるいは高いマンションは注意が必要です。長期修繕計画を見て、気になるところがないか確認してください。特に低いマンションは、修繕工事前に特別徴収という名目で、費用を一気に請求される場合があります。理解していないとトラブルの原因になります。

 

■関連記事:長期修繕計画とは

 

●管理に納得して買えるのが中古マンションのメリット

マンションの管理は、ある程度実績がないと判断ができないというのが実情です。たとえば新築マンションでは、あくまで予定が提示されるだけです。管理会社の仕事ぶりは、実際に運営が始まらないとわかりません。またそれは、住民により結成される管理組合にも言えます。

中古マンションなら、実際の数字や建物そのもので判断ができます。管理組合や管理会社によるマンション維持運営の実績を納得して、購入できることは大きなメリットです。

 

お伝えした内容はいかがでしたか?

ぜひマンションをお探しの際は、マンションの管理状況にも注目してみてくださいね。

 

 

(初投稿日:2025年10月3日)