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リフォームとリノベーションの違い

 

リフォームとリノベーションの違い 「リフォーム」と「リノベーション」最近よく聞く言葉ですが、違いは何なのか疑問に思ってはいませんか? 2つが具体的にどう違うのか、リノベーションが初耳な方にはリノベーションとは何なのか、メリットも合わせてご紹介していきます。

 

工事規模でみるリノベとリフォームの違い

「リフォーム工事」の内容

 

システムキッチンやユニットバスの入れ替え、設備の変更や修繕、システムキッチンやユニットバスの入れ替えや屋根の張り替えなど、一箇所のみを修繕することを「リフォーム」と言います。

 

「リノベーション工事」の内容

 

一方、間取りを変えたり住宅の床に温水暖房の配管を通したりするなど、住宅全体に関わるような大規模な工事は「リノベーション」と言われています。つまり、新築と同等あるいはそれに近くなるような工事は「リフォーム」と言い、新築以上の性能になる工事は「リノベーション」と言います。

 

以上がリフォームとリノベーションの違いです。何となくは伝わりましたか? 中には初めてリノベーションを知って、大規模工事で大変そう・・・と思われる方もいるかもしれません。

 

しかし、今や中古マンション購入者の8割がするリノベーションの魅力とは何なのでしょうか?

 

□関連記事:中古マンションリノベーション出来ない間取りってあるの?

 

リノベーションの魅力・メリットとは?

 

部分的に回収する「リフォーム」とは違い、大規模工事の「リノベーション」のメリットは何なのか?一緒に見ていきましょう。

 

1.自由に設計できる

スケルトン(建物の躯体以外は全て壊した状態)まで解体することで、自分好みの間取りに変更できます。例えば、2つの部屋の壁を取り壊して20畳以上のリビングにカウンターキッチンを設置したり、3LDKを2LDKにして小さな書斎やワークスペースを作りたいなど・・・人によって間取りに対する希望は様々です。それらすべて、リノベーションであれば叶えることができます。

 

2.物件の選択肢が増える

新築で、希望するエリアで希望の生活スタイルを満たす住宅を探すのは、容易ではありません。特に人気が集中する都心部では、多くの方が希望する住宅を見つけられず、別のエリアに変えてしまったり、希望する条件を諦めるなど、妥協する傾向があります。

 

しかし最初からリノベーションを視野に入れれば中古が選択肢に入り、中古は新築に比べ価格も安いので、余った予算をリノベーションにあてられます。最近は、あえて旧耐震などの築年数の古いマンションを購入し、お手頃なプライスでお気に入りの空間を創って楽しむ方がたくさんいらっしゃいます。

 

リノベーションであれば、たとえ間取りや内装が希望通りでなかったとしても、後から自由に変えられますからね。住みたいエリアの駅から徒歩5分以内、閑静な住宅地がいいなど、立地環境の条件さえ満たしていればOKです。

 

 

□関連記事:ワンストップ型 リノベーション(リフォーム)とは

 

3.新築よりもコストを抑えられる

同じ条件で、新築の住宅を購入する場合と中古の住宅を購入してリノベーションする場合の費用を比較すると、中古を購入してリノベーションしたほうが20%~30%ほど費用を安く抑えられます。

 

「リフォーム」と「リノベーション」の定義

 

「リフォーム」とは?

 

リフォームとは、「古くなった建物を新築の状態に戻すこと」を指します。「reform」は英語で「(社会的制度・事態などを)改正する、改善する」という意味を持ち、マイナス状態をゼロの状態に戻すための機能の回復、という意味で使われています。

 

「リノベーション」とは?

 

リノベーションとは、現状の建物に大規模な工事をおこない、新築のときよりも性能や価値を向上させたり、使いやすさを改善することを指します。「renovation」は英語で「修復、刷新」という意味を持っており、リフォームがマイナスからゼロなのに対して、リノベーションは、ゼロの状態からさらに新しい機能や使いやすさを改善させます。わかりやすくいうと、一度がらんどうの状態に戻して、間取りの変更、カウンターキッチンにする、お風呂を広くする、書斎を作る、などです。

 

とはいえ、現在「リフォーム」と「リノベーション」の意味は非常に曖昧になっています。その代わりに不動産業界では、工事の規模や住まいの性能によってこの2つを使い分けるようになりました。

 

リノベーションの今後

 

昨今メディアで取り上げられることも増えて、「リノベーション」という言葉が認知されるようになりました。また、2012年には、首都圏の新築マンションの購入者数を初めて中古マンションの購入者数が上回りました。(※「不動産流通市場動向」調べ)

 

中古マンションの成約数は2012年から現在まで上昇を続け、ここ数年は「新築マンションより中古マンション買う」という流れが一般的になりつつあります。そうした時流に合わせ、今後は、中古マンションを自分でリノベーションして、新しい理想の住まいを計画する方がさらに増えてくるはずです。

 

これからは、中古マンション×リノベーションで自分らしい家創りを楽しみ、理想の空間で生活することを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

(初投稿日:2025年4月25日)