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知恵と工夫で節約リフォームを実現!

現在販売されている中古マンションの多くは、鉄筋コンクリート造りで寿命50年以上、平均65年前後と言われていますので、仮に築30年前後のマンションでも十分な残年数があると言われています。

もちろんこれは構造部分、コンクリートなど躯体のお話になりますので、配管や電気設備等の経年劣化サイクルはもっと短いものになりますが、中古マンションを購入してフルリフォーム!ということであれば、建物の外観だけ気にしなければ、その多くで新築マンションと同等の空間を作り出すことができます。

当然のことながら、新築マンションより中古マンションの方が物件価格も安く、同じ予算であれば良い立地条件の物件を選ぶことができますので、必ずしも新築にこだわる必要はないかもしれませんが、リフォームすることが前提となりますので、そのリフォーム分の予算も物件価格との合計で、考慮する必要があります。

 

最初から全体的な予算を営業スタッフに伝えよう!

 

中古マンションの購入後にリフォームすることを決めているのであれば、大よその予算をはじめから業者さんに伝えることが大切です。

もちろん、ギリギリの予算を伝えてしまうと、入居後に揃えなければならない家具や家電などに充てる予算が不足してしまいますので、それらを揃える必要最低限の予算は除外しておく必要がありますが、やはり業者さんと言えど「人間対人間」。

あれこれ他社も含め相見積もりをしたり、何度も見積もりを出させたりすると業者側も不信感を持ってしまう可能性がありますので、そういう部分が金額に反映してしまう場合もあります。

 

■参考記事:リノベーションの注意点

 

 

そういう観点では、中古マンションの物件自体をリフォームをワンストップで行える業者さんであれば、担当者も予算を把握したうえで物件の紹介やリフォームプランを考えてくれますので、ユーザー側としては不動産屋やリフォーム業者を何か所も比較する必要がないうえ、値引き交渉などもしやすくなります。

もちろん、全体的な予算を伝えるだけでなく、リフォームの目的や優先度、これだけは絶対に外せないというこだわりなどを業者さんと共有することも大切です。仮に費用的にあまり削減できなかったとしても、それ以上のクオリティでリフォームが完成したとなれば結果的に良い買い物ができたということでもありますので、額面だけに捉われずに最終的な目的が果たせるかどうかを基準に業者さんを選定することが肝要です。

 

 

 

使用する建材等のグレードを下げる交渉も可??

 

中古マンション購入+リフォームの場合、優先的に物件の条件や価格が重要となってくるケースがほとんどです。

例えば、予算総額2,500万円で、物件価格2,000万円前後、リフォーム予算500万円と想定していた場合、仮に非常に条件の良い物件が2,300万円で見つかったとすれば、リフォーム予算を削ってでも物件の方を優先したくなってしまうものです。

もちろん、リフォームの優先度がそれほど高くない場合はそれでも良いのですが、購入前までは「間取り変更を含めたリノベーションをしたい!」っと強く考えていたものの、2 300万円の物件(リフォーム予算が200万円)では間取り変更などの大規模なリフォームは難しくなるでしょう。

キッチンなど使える設備を再利用してコストを削減する方法もありますが、リフォーム業者によっては再利用自体を受けない場合もありますし、大幅なコストダウンにつながらないケースが多いのも事実。

こうした場合は、正直に予算が厳しい旨を業者さんに伝えて、代替案を検討してもらった方が無難です。

場合によっては、床材やドアなどの建材を安価なグレードのものに変えたり、施行範囲を限定するなどして金額を抑える提案をしてもらえるかもしれません。

 

リフォーム費用に平均予算や相場は目安でしかありません。。。

 

中古マンションをリフォームする前提で物件を探す場合、物件価格の予算とリフォームの予算を切り離しで、だいたい〇〇〇万円までをリフォームの予算にする、というような試算をされる方も少なくありません。

これ自体は決して間違いではありませんが、間取り変更等を伴う大規模なリフォームやリノベーションとなると、思っている以上にリフォーム代金が高額になってきますので、最初から予算感が合わなくなってしまい、リノベーション自体を諦めてしまうケースも少なくありません。

また、リノベーション後は、その空間に見合った家具も揃えたくなるのが人情というもの。

 

●工事開始後の注意点

工期開始したあともなかなか細かい部分が決まらない場合、営業スタッフから早く決めるよう催促を受けることもあります。

理由として、リノベーション工事を開始する段階で全ての工程や工期を設定し、資材の搬入・人員の確保などを行っております。

プランが決まらず、作業が数日ストップしただけで全ての工程や工期に影響し、数週間単位で工期は伸びる可能性も十分にあります。

 

DIYという選択肢は最終手段!?

 

中古マンションリフォームにおけるコストダウンについては、意外とその選択肢は限られており、使用する材料自体のコストダウン、もしくは施行範囲を狭める、という程度に留まります。

その他、システムキッチンを安価なものにする、床暖房を諦めるなど、「あったらいいな」という程度の希望を諦める必要がありますが、あまりコストダウンに繋がらないリフォームを諦めるのではなく、諦めることで大幅なコストダウンに繋がるものはキッパリ諦めることが重要です。

残す手段としては、部分的に自分自身で対応するという「DIY」という方法にななりますが、リフォームに関するDIYはある程度の経験者でないとクオリティの問題もありますので、せっかくコストダウンが実現してもまた業者さんにお願いしなければならないような結末だけは避けたいところ。

DIYで対応できる範囲も、フローリングや壁紙などある程度限られてきてしまうので、DIYがお好きな方以外はあまりお勧めできないコストダウン方法かもしれません。

 

 

■参考記事:壁紙でアクセントをつけるリフォーム

 

 

●DIYをする際の注意点

リフォームに係る職人さんたちが作業中に同じタイミングではDIYできません。。。

あくまでプロの職人さんたちの施工が終わり、お引渡を受けてからのDIYになります。

 

 

 

(初回投稿日:2024年5月5日)