中古マンション購入でリフォーム済みの場合を除き、リフォーム(簡易リフォーム含む)をする方は、約70%を超えると言われております。
しかし、「物件の内見は理解しているけど、リフォーム??のことは。。。」という方が多いのも現状です。
この記事は、中古マンションを購入してリフォームをする際に、いつまでに何をすれば良いのか、中古マンションリフォームの流れやスケジュールについてご紹介をさせて頂きます。
【中古マンション購入とリフォームからお引越しまでの流れをしりましょう】
前提として、リフォームは売主様から引渡を受けてからでないとできません!
リフォーム工事は大規模な工事だと2か月~3か月はかかり、その間はもちろん住むことはできません。
また、一般的には引渡後から住宅ローンの支払いが始まりますので、リフォーム工事中は住宅ローンと元々の家の家賃を支払わないといけません。
マンションの購入契約を済ましたあとにゆっくりとリフォームプランを検討していると当然リフォーム工事の完成時期は遅れるため、住宅ローンと家賃の二重払いの期間が長くなるため、注意が必要です。
リフォームをマンション購入と一緒に行うことで、住宅ローン+リフォームローンを一体型でローンを組めることも良い点の一つです。
通常、リフォームのみローンを組む場合は、住宅ローンに比べて金利が高く、期間も短くなるため月々の支払い負担は増えます。
しかし、住宅ローンとリフォームローンを同時に組むことで金利が住宅ローン金利と同じとなり、期間も住宅ローンの期間と同じになる多、圧倒的にお得です。
市場にはリフォーム済みの物件も多くありますが、ご自身の好みにあった間取りや仕様に変更できるリフォームも是非ご検討下さい。
●中古マンションの購入から契約締結まで
①情報収集&物件探し
まずはご自身の希望条件を営業スタッフに伝え、条件に合う物件を探します。
リフォームをするか、しないかで迷っている状態であれば、「総額○○万円までで月々の支払いは○○万円以内」と決めておくとスムーズです。
条件に合う物件がありましたら、実際に内見を行い、最終的にリフォームをする場合は現況の間取りや仕様の印象にとらわれず、どの箇所をどのようにしたいかイメージしたり、営業スタッフに伝えておくと失敗は起きにくいです。
②購入申込・リフォーム検討
欲しい物件が見つかったら、購入の申込をします。
一般的に申込をする段階で営業スタッフとは予算をどこまでにするか明確に定め、そのなかでできるリフォームのお打合せをします。
③売買契約の締結
購入したい物件の売買契約書を取り交わします。
住宅ローンを利用する場合、住宅ローンとリフォームローンの本審査を開始できるよう手続きを進めます。
④リフォームの仕様検討
どのような仕様にしたいか床材や壁紙、水回り設備の内容の打合せを営業スタッフとともに行います。
⑤リフォーム工事請負契約の締結
リフォームプランがすべて決まったら、リフォーム工事請負契約を締結します。
このリフォーム工事請負契約書がローンの審査に必要な場合もあり、③の売買契約締結後にスムーズに行う必要があります。
⑥購入物件の残代金の支払い・鍵の受取とリフォーム工事のスタート
買主様、売主様、営業スタッフ、司法書士が集まり、所有権を売主様から買主様へ移転させる手続きと売主様へ残代金のお支払いをします。
売主様から鍵を受取り後、リフォーム工事がスタートできるよう段取りを組みます。
⑦リフォーム工事の完了とお引渡
リフォーム工事が完了しましたら、最終的に買主様へ物件のお引渡となります。
⑧お引越し
少しでも早い引越しと入居の秘訣は、残代金のお支払い・鍵の受取後からすぐにリフォーム工事ができるようにすることです。
残代金のお支払い後でないと自分の所有物とならないため、リフォーム工事はスタートできません。
そのため、効率よく進めるためには、残代金のお支払い・鍵の受取後すぐにリフォーム工事がスタートできるようにしておくことが大切です。