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大規模修繕工事に備えよう!

 

オーナーの悲鳴、大規模修繕工事の費用とは!


おそらく、マンションを購入して何十年も住んでいる方、あるいは賃貸物件を持っているオーナー様はご存知かと思いますが、大規模修繕費はとてつもない金額と手間がかかります。
大規模修繕とは何かと言いますと、マンションの共有部分の改修リフォーム工事と言えばわかりやすいでしょうか。
外壁、タイル、バルコニー、雨どい、廊下、エントランス、などの見える部分を高圧洗浄、劣化部分の修理だけでなく、鉄筋部分の劣化の修理、配管修理、交換、防水工事、等々、その後の十数年も安心、安全、快適に暮らせるよう様々な部分を修理します。
大規模修繕工事はマンションの劣化具合にもよりますが、建築後10年超過の建物は外壁タイルの全面打診調査が3年以内であることから「12年周期」で行うかどうか決めることが多いようです。

 

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修繕費が安い?新築マンションの罠


さて、この大規模修繕工事の費用は一般的にどれくらいかと言いますと、大体一戸あたり100万円と考えて不足がない金額、となります。つまり50戸数のマンションの場合は、5,000万円かかるわけですね。
この費用を毎月積み立てている修繕積立金から出すわけですが、大規模修繕が来る前にも、日常的な劣化部分の修理、古いマンションならバリアフリー化やエコ対応、宅配ボックスの設置などの費用がここから出されます。
ということは、マンションや、積立金の月額によっては、大規模修繕費が足りないということがあるわけです。
また、新築マンションを出来る限り売りたい販売業者は、当初の修繕積立金を抑えている場合があります。
そうしますと、十年後、二十年後にやってくる大規模修繕の費用は当然のごとく足りない。
そのため、管理会社は段階的に修繕積立金を増額していきます。その負担は当初の何倍にもなってしまう場合も。

 

 

自分のマンションの大規模修繕費がどれくらいかかるのか、おおよそは知っておくべき

 

大規模修繕の費用が足りない場合の対処法は幾つかあります。
大規模修繕の費用を捻出すべく一時金を集める、銀行から融資を受け、借り入れ分はその後の修繕積立金に上乗せされる。
マンションに多少の問題があったとしても、大規模修繕を行う周期を遅らせる。また、必要最低限の修理しかしない。
いずれもマンション住人同士、管理組合、管理会社が話し合い、納得のいく対策を取らねばなりません。
大規模修繕の対処方法をめぐって他の住人や管理組合、管理会社といさかいも起きたりと無駄な労力を支払う可能性がありますので、修繕積立金が極端に安いマンションは要注意ともいえるのです。
つまり、どんな場合でも、自分の住もうとするマンションの大規模修繕費がどれくらいかかるのか、概算は知っておくべきなのです。そうすれば、修繕の見積もりが甘い場合、この積立金では破綻するという予想がつきますし、どうしてもそこに住みたい場合は前もって独自に積み立てして備えることもできます。

 

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