万が一家計を支えていた方が亡くなってしまった場合、非常に心配になるところだと思います。
もしそうなってしまった場合、そのローンはどうなってしまうのでしょうか?
■住宅ローンの支払いは?
通常のカードローンやキャッシングといった借金は相続人に相続されますが、住宅ローンに関しては少し事情が違います。
住宅ローンを利用する際には、団体信用生命保険(団信)に加入することが条件となっている場合がほとんどです。
そのため、住宅ローンの返済の途中で亡くなったり、高度障害になった場合には、この団体信用生命保険制度によってローン残高が清算されます。
残された家族が残りの住宅ローンを支払う必要はなくなり、マイホームにもそのまま住み続けることが可能となります。
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■亡くなってしまった場合、借入をしていた銀行や金融機関に連絡を
ローンを組んでいる方が亡くなってしまい、返済できないという場合には、住宅ローンを借りている銀行や金融機関に連絡をし、今後どのような手続きが必要なのか、必ず確認をするようにしてください。
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■団体信用生命保険に未加入だと...
フラット35の場合、団体信用生命保険への加入は任意となっているため、住宅ローンとは別に保険料を支払う場合は注意が必要です。
団体信用生命保険に加入していないと、家族がその後の住宅ローンを支払うことができず、マイホームを失う事態にもなりかねません。
団体信用生命保険は生命保険ですので、借入をする銀行によっては条件があったり、健康状態によっては加入できないこともあり、住宅ローン審査のネックになることがありますが、本来の目的は上述の通り、債務者が亡くなっても残された家族が安心して生活できることにあります。
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■まとめ
このように、団体信用生命保険はもし一家の大黒柱に万が一のことが起こった場合でも、残された家族がマイホームに安心して住み続けられるようになっているのです。
返済計画なども大切ですが、万が一の時のために、こうした仕組みもしっかりと理解しておけると良いでしょう。
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(初回投稿日:2025年12月19日)

