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新築購入と同等の満足感を得られる中古マンションリフォーム成功術

 

建築用語でスケルトンとは、骨組みのことを指し、家の骨組みだけ残して内装や家の設備をすべてリフォームする方法です。

この方法だと配線や配管といった取り替えにくいものまで取り替えられるほか、マンションでも条件が整えば水回りの位置を変更することができます。

 

 

スケルトンリフォームのメリット

 

① 自由な間取り変更が可能

一度骨組みだけになるまで解体することから、間取り変更も希望通りの形にしやすくなります。

特に古いマンションの間取りはリビングとダイニング、さらにはキッチンが別々に細かく間仕切り壁で分けられていることも多いですが、そうした間取りでも間仕切りを取っ払って広々とした開放的な間取りにすることが可能になります。

 

また、中古マンションを購入してから入居するまでの期間はリフォームの絶好のチャンスです。

生活の場や家財の移動の心配もなく、一度に全面的に工事することが可能だからです。工事の効率も高く、住んでからリフォームするより時間の面でも費用の面でも有利です。

 

 

■関連記事:リフォームとリノベーションの違い

 

 

② 水回りの配置が変えやすい

水回りのリフォームも部分的に行うより、スケルトン状態で行った方が効率が高く、配置の自由度も高まります。

特にキッチンのようのリビングやダイニングなどとの関係性が重要な部分は、内装の統一や家事導線も見直せるため、LDK全体を一度にリフォームすることがおすすめです。

浴室も単独で取り替えるより、洗面室やトイレのレイアウトと一緒に考えることで、広さを変えることができます。

 

 

③ 老朽化した設備・躯体を一新できる

一度スケルトンに戻せば、構造体の状態や傷み具合がすみずみまで確認でき、必要に応じて補修できるので後々も安心です。

結露しがちな部分など、住戸の長所短所も一目瞭然なのでより適正で効果の高いリフォームプランが立てられます。

また、設備機器は一新することは難しく、基本的には故障するたびに修理をしていくことが多いと思いますが、これらの設備を一新することができるのでトータルコストを考えればお得であると言えます。

 

 

④ 配管・配線が更新できる

床下や天井裏には、給水・給湯・排水・ガス管などの配置や配線があります。

古い配管の内側には汚れや付着している場合が少なくありません。スケルトンリフォームでは、こうした配管を一度に交換できます。

また、内装材をはがして配線を変えれば、コンセントやスイッチの位置や数を新しい間取りに合わせて取り付けることができます。

 

⑤ 断熱性の向上

躯体の状況に応じて外壁面の内側や天井、床などに断熱材を新たに敷きこめるので、中古マンションでも断熱性や冷暖房効果を高めることができます。

 

 

 

まとめ

 

スケルトンリフォームを行うと大幅な間取り変更ができるので、お風呂を広くしたりトイレを広くしたりと様々なことが行えます。

日常的に感じている悩みを一気に解決することもできれば、憧れのデザインの間取りにすることもできます。リフォーム工事ですから相応の費用も掛かってきますが、スケルトンリフォームであれば中古マンションでも新築同様の満足感を得ることができます。

ぜひスケルトンリフォームを視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

(初回投稿日:2025年9月19日)