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中古マンション×リノベーションのデメリット11選

最近では、一般的にも認知されるようになった、リノベーションのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。今回は、中古マンション×リノベーションのデメリット11選を解説します。

 

注意したいデメリット 11選

デメリット①マンションを購入後、すぐには住むことができない

リノベーションの工事は、マンションの売買契約が終わり、物件の引き渡しを受けた後ではないとできません。つまり購入後も、工事が完了するまではすぐには住めません。工事には、およそ数週間〜6か月ほどかかり、リノベーションの規模や工事の内容、工事業者のスケジュール、資材の在庫状況などにより変化します。引っ越しの時期についてご希望がある方は、リノベーション工事が引越し希望の時期に完了できるかの注意が必要です。

 

デメリット②住宅費が二重にかかる

デメリット①で解説した通り、リノベーション物件は購入後に工事の期間を挟むため、実際に住むためには、工事が完了していなければいけません。そのため引き渡しまでの期間は、新しく購入した住宅のローンと、工事中に住む住居の費用を二重で支払わなければなりません。

 

デメリット③物件費用に加えてリノベーション代がかかる

新築と比べるとお得感の強い中古マンション×リノベーションですが、リノベーション・リフォームの代金が物件の代金とは別に発生します。一般的には、下記の内容になります。

 

(1)物件の広さ:広い方が使用する資材が多くなるので、高くなります

(2)資材や設備のグレード:当然ですが、高級なものや高機能なものほど高くなります

(3)工事の内容:表層でやるのか、床下などの配管関係も工事するのかで、大掛かりな工事が必要な場合は高くなります

(4)オプションの有無

 

上記の内容によって、費用が変わってきます。心配な方は、リノベーションの知識のある担当者と一緒にお住まい探しを進めると予算管理が安心です。

 

デメリット④予算オーバーすることがある

リノベーション工事をすると、予算総額を超えてしまう場合があります。1つは追加費用が発生しやすいためです。これは梁や配管の状態など解体工事を始めてみないと分からない箇所があり、想定以上に劣化が進んでいる場合に追加で補強のための費用がかかったりするためです。もう1つは選択肢が多いため、追加でやりたい項目が増えることが多いためです。やりたいことの希望の優先順位をつけておくと、後々悩むことが少ないでしょう。

 

デメリット⑤予定していたリノベーションができないことがある

撤去する予定だった壁が建物の構造上壊せなかったり、柱や梁の状態が悪いなど、リノベーションでは工事に着手して初めて予定していた内容が難しいことがわかるケースがあります。

この""想定外""を少しでも減らすためには、リフォーム・リノベーションの知識のある不動産担当者に相談しながら、物件を探すことがお勧めします。建物の構造を見て、できること・できないこと、また解体しないとわからないことなどを事前に教えてくれます。

 

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デメリット⑥デザインや仕様によっては、売りづらい・貸しづらい部屋になる

将来的に、お部屋を売ったり貸したりする可能性がある方は、デザインや仕様には少しだけ注意してください。自分の好みであっても、特殊なデザインや仕様は、第三者に売ったり、貸したりする場面ではマイナスに働きます。気になる方は、不動産担当者にアドバイスをもらってください。

 

デメリット⑦耐震性が不安な物件もある

中古物件を検討していると、旧耐震、新耐震という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。建物は国の定める耐震基準を満たすよう建てられます。この耐震基準は改正を重ねています。古い物件でも現在の基準をクリアし高い耐震性を備えるマンションもありますが、通常は現在の耐震基準をクリアしていない物件も多いです。気になる方は不動産担当者にご相談ください。

 

デメリット⑧瑕疵の問題

購入した物件で、雨漏りや蟻の被害など、購入時には分からない瑕疵(かし)が後から見つかることがあります。売主も気づいていないケースが多いのが大半です。このような瑕疵を防ぐために、専門家のインスペクション(調査)を受けて問題ないか確認したり、瑕疵保険に加入して備えることもできます。契約書には、期間に定めがあるものの、後日、瑕疵が見つかった場合には、契約に沿って売主に補償を求めることもできる内容が記載されていますので、確認が必要です。

 

デメリット⑨住宅ローンで借りられる金額が低くなる

住宅ローンを借りる場合の査定の基準は、物件の担保評価額です。そのため、築年数が古い物件などでは、新築と比べると借りられる金額が少なくなる場合があります。気になる方は金融機関の事前審査を利用して、希望の金額が借りられそうかあたりをつけてください。

 

デメリット⑩組み方によってはローンの金利が高い

リノベーション費用をローンで組む場合は注意が必要です。というのもリフォーム単体のローンは、住宅ローンよりも金利が高いです。そこでお勧めは住宅ローン+リノベーションローンの一体型のローンです。物件の費用とリノベーションの費用を一緒に組むもので、リノベーション費用にも住宅ローンと同じ低い金利を適応できます。リノベーションは購入と同時に行うのがお得です。

 

デメリット⑪労力がかかる

リノベーションをする場合、自分のやりたい内容をまとめたり、工事業者に確認を取ったり、新しく入れる資材・材料や設備を選んだり、どうしても打合せの時間や労力がかかります。ゼロから考えるのは難しそうと思う方には、リノベーションの知識のある不動産担当者にアドバイスをもらいながら進めるのが、安心です。

 

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(初回投稿日:2025年9月6日)