中古マンション購入は、人生の中でも一番と言っても過言ではないとても大きな買い物になります。
だからこそ、知っていると知らないでは大きな差が出てくることがあります。
そんな中古マンションですが、実は販売されている価格からの値引き交渉が出来ることをご存じでしょうか?
すべての物件にあてはまるわけではありませんが、販売価格から数十万円~数百万円程度の値引きが成功した事例もございます。
ここでは、中古マンションの値引き交渉をする際に重要な3つの大事なポイントと、交渉に失敗しないための3つのコツをご紹介します。
中古マンションの最新相場は?いくらなら値引きが出来るの?
よくある3つのケース
中古マンションは、販売当初の価格で売買が行われる事もございますが、物件にもよりますが、値引きの交渉に応じてもらえる事がございます。
値引きのできる相場や平均額を一概にいくらとお伝えすることはできませんが、次の3つの値引きケースが多くなっております。
よくある値引きのケースその1~「端数」分の金額※6,980万円⇒6,900万円など
物件の値引きで最も多いのが、端数分の金額を値引きするものです。たとえば、販売価格6,980万円の物件であれば、80万円を値引きして6,900万円。7,150万円なら7,100万円での成約といった形です。
よくある値引きのケースその2~販売価格の5%程度の金額
中古マンションの中には、販売価格の5%程度の金額を値引きしてくれる物件もございます。販売価格6,000万円の物件なら、5%相当の300万円を値引きした5,700万円にて成約されます。
よくある値引きのケースその3~販売価格の10%程度の金額
中古マンションの値引きできる上限は、おおよそ販売価格の10%程度の金額となるでしょう。3,300万円の物件を3,000万円、2,200万円の物件を2,000万円で成約するケースです。
ただし、販売価格が上昇するごとに10%程度とはいえ、値引き額も増えていってしまいます。7,000万円の物件を700万円値引きの6,300万円、1億円の物件を1,000万円値引きの9,000万円で契約できる可能性は低いと言えます。
中古マンションの値引きを成功するために3つの大事なポイント
実際に値引き交渉を行う際に、気を付けなければいけないことは何でしょうか。
成功するために大事なポイントを3つご紹介させていただきます。
値引き交渉で大事なポイントその1:物件周辺の相場価格を知っておくこと
物件の販売価格というのは、周辺の相場価格と関係してきます。そのため、周辺の相場価格よりも高めに設定されている物件ほど、値引き交渉を行える可能性があります。
周辺相場を調べたい方は中古マンションなび渋谷区のサイトで実際の成約事例を見ることをおすすめします。
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値引き交渉で大事なポイントその2:物件の値引き交渉に応じやすい売主の状況を確認する
値引き交渉がスムーズに進むかは、売主の状況が大きく関係してきます。
よくある値引き交渉に応じやすい売主の状況には、次のようなものがあります。
>海外や遠方などに転勤が決まっている。
いつまでに販売をしたいという期日が決まっているが、賃貸物件に引越すことが出来ないなどです。
>販売を開始してかポイント~3ヶ月以上経過してしまっている物件
物件の販売価格は、販売開始直後が最も高額になります。時間の経過とともに値引き交渉の余地が生じる傾向があります。大まかな目安としては、販売開始から1ヶ月から3ヶ月以上経過している物件です。
>夫婦の離婚
財産分与のため、早期の現金化を望んでいることが多いです。
値引き交渉で大事なポイントその3:売主に「購入したい」という意思を伝える
値引き交渉は、まず物件の購入申込書を記入をして提出することから始まります。その段階で住宅ローンの事前審査(仮審査)で承認が出ていると、より交渉がしやすくなります。さらに現金一括払いでの購入が可能であれば有利になることがあります。
中古マンションの値引き交渉において、実際の失敗例と失敗を回避する3つのコツ
物件の値引き交渉が出来ることはありますが、売主や不動産会社の担当者も人間であることを忘れないようにしましょう。せっかくの良い物件が購入できないこともあります。良い物件を逃さないためにも、次の実際の失敗例と失敗を回避する3つのコツをお伝えさせていただきます。
>失敗例1:売主と値引き交渉の駆け引きをしすぎた
物件などの値引き交渉のテクニックで、最初に大幅な値引き金額を提案し、少額ずつ希望する価格に近づけていくことがあります。ですが、こうした駆け引きが成立するのは、基本的には業者間の取引であり、一般の個人相手ではあまりよい印象を持たれないことが多いです。
失敗を回避するコツ
売主が「この方に買ってほしい」と思われなければ売買契約が成立しません。売主の気持ちを害するような駆け引きには十分注意してください。
>失敗例2:売主と対等の立場であるにも関わらず横柄な態度を取ってしまう
物件の値引き交渉に限った話ではありませんが、「お金を出す方の立場が上」と考えてしまう方ほど、希望する価格につながらない傾向があるかもしれません。
失敗を回避するコツ
買主と売主は対等であることを基本前提として、値引き交渉をお願いするのがコツです。
>失敗例3:周辺相場と比較をして安い物件への値引き交渉は慎重に行う
物件の販売価格は、周辺の相場価格や、過去の取引事例を参考に設定されています。やみくもに価格設定をしているわけではありません。
失敗を回避するコツ
周辺相場よりも安く販売されている物件は値引き交渉が難しい可能性もあります。物件の値引き交渉は、あくまでも、不動産担当者と相談しながら行うようにしてください。
まとめ
ここまで、物件の値引き交渉の3つの大事なポイントと、値引き交渉を失敗しないための3つのコツを紹介してきました。
物件の値引き交渉はしっかりと不動産担当者と相談をして、売主の状況を理解した上で臨むことをおすすめします。
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(初回投稿日:2023年3月24日)