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変動金利が上がった!渋谷区でマンションを買う時期はどうするのが良い?

「住宅ローンの変動金利が上がったと聞いて、マンションの購入は少し待った方がいいのだろうか?」

 

渋谷区で中古マンションの購入を検討している方のなかには、このように迷っている方も多いのではないでしょうか。

これまでの低金利環境では、「早く買った方が得」「価格が上がる前に買う」という考え方が比較的強い時期が続きました。

しかし、金利が上昇する局面では、住宅ローンの返済額だけでなく、不動産価格や購入できる物件の価格帯にも影響が出てきます。

一方で、「金利が上がったから、渋谷区のマンション価格がすぐに下がる」と単純に考えることもできません。

今回は、変動金利の上昇が中古マンション購入にどのような影響を与えるのか、そして渋谷区でマンションを買うなら「今買うべきなのか、それとも待つべきなのか」について考えてみましょう。

 

 

変動金利が上がると、マンション購入にはどんな影響がある?

 

住宅ローンの変動金利が上がると、当然ながら住宅購入者の負担は大きくなります。

たとえば、同じ借入額でも金利が上がれば、将来的な返済額や総返済額は増える可能性があります。

また、毎月の返済額を一定の範囲に抑えようとすると、以前より借りられる金額が少なくなることもあります。

 

つまり、金利上昇は購入者にとって、

 

購入できるマンションの予算が下がる

月々の返済負担を見直す必要がある

自己資金を多めに用意する必要が出てくる

「今すぐ買う」よりも慎重に検討する人が増える

 

といった影響をもたらします。

 

実際、日本銀行は2025年12月の政策金利引き上げ後、金利上昇が家計に与える影響について言及しており、日本では変動金利型の住宅ローンの利用割合が大きいため、金利上昇は住宅ローン利用者に影響しやすい環境にあります。

そのため、以前と同じ感覚で「借りられるだけ借りて購入する」という資金計画は、これまで以上に注意が必要になっています。

 

 

では、金利が上がればマンション価格は下がるのか?

 

ここが、マンション購入を検討するうえで重要なポイントです。

一般的には、金利が上がると住宅ローンを利用する購入者の負担が増えるため、不動産価格には下押し圧力がかかる可能性があります。

しかし、「金利上昇=すぐにマンション価格が下落する」というわけではありません。

特に東京23区のマンション市場では、住宅需要の強さに加え、建築費や人件費の上昇、供給の制約なども価格を支える要因になっています。

日本銀行も2026年の金融システムレポートで、首都圏を中心とした住宅需要の堅調さや建築コスト・人手不足による供給制約を指摘しています。

そのため、今後の市場は「すべてのマンション価格が一斉に下がる」というよりも、物件によって売れ行きや価格差が広がる市場になる可能性があります。

たとえば、駅から近い、生活利便性が高い、管理状態が良い、希少性があるといった物件は需要を維持しやすい一方、価格設定が相場から大きく離れている物件や、購入後の維持費に不安がある物件は、以前より買い手が付きにくくなることも考えられます。

 

 

渋谷区の中古マンションは、金利上昇に弱いのか?

 

結論からいうと、渋谷区は単純に「金利が上がったから価格が下がりやすい」とは考えにくいエリアです。

渋谷区には、渋谷、恵比寿、代官山、広尾、表参道、神宮前、松濤といったブランド性・希少性の高いエリアがある一方、初台、幡ヶ谷、笹塚など、都心へのアクセスと生活利便性のバランスに魅力があるエリアもあります。

つまり、渋谷区は購入者のニーズが一つではありません。

「通勤利便性を重視する」「子育て環境を重視する」「資産性を重視する」「将来の賃貸需要も考える」など、さまざまな購入目的に対応できることが渋谷区の強みです。

近年の市場では、東京都心部の中古マンション価格の上昇に一服感や売却期間の長期化を指摘する動きもあります。

つまり、以前のような「売り出せば高くてもすぐ売れる」市場から、買主が物件を比較・選別する市場へ少しずつ変化している可能性があります。

これは購入検討者にとって、必ずしも悪いことではありません。

価格が高騰している時期には、「良い物件が出ても他の購入希望者に先を越される」「十分に検討する時間がない」ということもあります。

しかし、市場が少し落ち着き、購入者の選別が強まれば、物件を比較し、価格交渉を行い、納得して購入できる機会が増える可能性があります。

 

「今すぐ買う人」と「少し待った方がよい人」の違い

 

では、渋谷区でマンションを買うタイミングはどう考えればよいのでしょうか。

 

今から購入活動を始めた方がよい人

次のような方は、「金利が下がるまで待つ」のではなく、今から具体的に購入活動を始めることをおすすめします。

 

希望するエリアや駅がある程度決まっている

賃貸の家賃を払い続けるより購入を検討したい

長期間住む予定がある

気に入った物件が出たら購入できる資金計画ができている

購入価格だけでなく、管理状態や将来性も重視している

 

特に、渋谷区で「このエリアに住みたい」「この広さが必要」といった希望が明確な場合、理想の物件がいつ市場に出るかは分かりません。

金利や相場の底を待っている間に、自分にとって条件の良い物件を逃してしまう可能性もあります。

マンション購入では、「市場の底値で買うこと」よりも、自分にとって価値のある物件を、無理のない資金計画で購入することの方が重要です。

 

少し慎重に検討した方がよい人

一方で、次のような場合は、すぐに契約するよりも資金計画を見直した方がよいでしょう。

 

ローン返済額が家計の上限ぎりぎり

ボーナス払いを前提にしないと返済が難しい

金利が少し上がっただけで生活費に影響が出る

購入する物件の条件がまだ固まっていない

「価格が上がりそうだから」という理由だけで焦っている

 

変動金利で住宅ローンを組む場合は、現在の金利だけではなく、将来さらに金利が上昇した場合でも返済を継続できるかを確認することが大切です。

「今の金利なら買える」ではなく、「金利が上がっても住み続けられる」を基準に考える必要があります。

 

 

渋谷区でこれから狙いたい中古マンションとは?

金利が上昇し、購入者がより慎重になる市場では、物件選びがさらに重要になります。

渋谷区で中古マンションを探すなら、単純に「今安い物件」だけを見るのではなく、次のようなポイントを確認したいところです。

 

1.立地に明確な強みがあるか

駅徒歩分数だけではなく、複数路線へのアクセス、買い物の利便性、周辺環境などを確認しましょう。

渋谷区はエリアによって特徴が大きく異なるため、「渋谷区だから資産価値が高い」と一括りにせず、そのマンションの所在地そのものを見ることが重要です。

 

2.マンションの管理状態は良いか

築年数が古くても、管理状態が良く、修繕計画がしっかりしているマンションは評価されやすい傾向があります。

一方で、修繕積立金が不足している、管理組合の運営に課題があるなど、将来的な負担が不透明な物件は慎重に検討する必要があります。

 

3.「売りやすさ」も考えておく

購入時には「ずっと住むつもり」でも、転勤、家族構成の変化、住み替えなど、将来売却する可能性はあります。

そのため、購入する時点で「自分が住みたいか」だけでなく、将来、次の買主が購入したいと思うかという視点も大切です。

これからは「買うか待つか」ではなく「準備して待つ」が大切

 

変動金利が上がる局面では、「今すぐ買うべきか」「価格が下がるまで待つべきか」という二択で考えてしまいがちです。

しかし、渋谷区の中古マンション購入では、単純に待つだけが正解とは限りません。

 

おすすめなのは、今から情報収集と購入準備を進め、条件に合う物件が出たら判断できる状態をつくっておくことです。

 

 

(初回投稿日:2026年8月21日)