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渋谷区で家賃30万円なら購入した方が良い理由

 

①35年間の総支払額を比べてみると・・・

 

まず、最もシンプルな比較から始めましょう。家賃30万円を35年間払い続けた場合と、同等の物件を購入した場合の総コストを試算します。

 

  賃貸(家賃30万円) 購入(住宅ローン利用)
月額負担 30万円(家賃) 約22〜25万円(ローン返済+管理費等)
35年間の総額 約1億2,600万円 約9,500万円〜1億円
35年後の資産 ゼロ(何も残らない) マンションが資産として残る
住宅ローン控除 なし 最大約400万円の節税効果(※)

※ 2026年現在の住宅ローン控除制度(借入限度額・控除率は物件条件・収入により異なります)

 

賃貸の場合、35年間で支払った約1億2,600万円は完全に消えてしまいます。

一方、購入すれば総支払額を抑えながら、35年後には不動産という資産が手元に残ります。

「毎月の支出が大きく変わらないなら購入のほうが得」というのが数字の示す結論です。

 

 

 

■関連記事:【2026年6月最新】渋谷区中古マンション成約データ分析|築年数・広さ別のリアルな相場動向

 

 

 

②渋谷区のマンション相場と「30万円」の関係

 

「購入といっても、渋谷区は高すぎて手が届かない」と感じる方もいるかもしれません。

しかし2026年現在の市場を見てみると、実は家賃30万円と住宅ローンの返済額は大きく変わらないことがわかります。

間取り・面積 中古マンション相場 月々のローン返済目安(※)
1LDK〜2LDK(50〜60㎡) 5,000万〜8,000万円 約14万〜23万円
2LDK(60〜70㎡) 8,000万〜1億円 約23万〜28万円
2LDK〜3LDK(70㎡前後) 9,500万〜1億2,000万円 約27万〜34万円

※ 頭金1,000万円・変動金利1%・35年返済の概算。金利・借入条件により変動します。

 

家賃30万円の方であれば、60㎡~70㎡前後の2LDK〜3LDKを購入してもローン返済額は家賃とほぼ同水準、もしくはそれ以下になるケースがあります。

しかも、家賃と違い支払いが進むほど「自分の資産」が積み上がっていく点が大きな違いです。

 

 

③渋谷区のマンションは「値下がりしにくい」

 

購入に踏み切れない理由として「将来値下がりしたら損では?」という不安を持つ方も多いでしょう。渋谷区はこの点でも賃貸より購入が有利な根拠があります。

  • 渋谷区の中古マンション平均成約価格は約1億〜1億5,000万円台で推移(レインズ2025〜2026年データ)
  • 直近3年間で㎡単価が約60%以上上昇しており、都内屈指の資産性の高いエリア
  • 築20年超の物件でも㎡単価100万円台を維持するケースが多い
  • 渋谷駅周辺の大規模再開発が継続中で、エリア価値の長期的な底上げが期待できる

 

もちろん将来の価格を完全に保証することはできませんが、渋谷区は都内の中でも資産性の高いエリアとして評価されており、「購入したら損をした」というリスクは他エリアに比べて低いと言えます。

 

 

④賃貸の「見えないコスト」を忘れていませんか?

 

家賃30万円を比較するとき、多くの方は「ローン返済額との比較」で考えます。

しかし賃貸には、表面には出てこないコストが積み重なっています。

 

賃貸の「隠れコスト」 概算
礼金・敷金(入居時) 家賃2〜3ヶ月分(60〜90万円)
仲介手数料(入居時) 家賃1ヶ月分(30万円)
更新料(2年ごと) 家賃1ヶ月分(30万円/回)
引越し費用(転居のたびに) 10万〜30万円
家賃値上げリスク オーナーの都合で上昇の可能性あり
退去リスク 建替えや売却でいつでも退去を求められる

 

2年に一度の更新料だけで30万円、10年間では150万円以上が「消えていく」計算になります。

購入すればこうした出費がなくなるうえ、リフォームも自由にでき、ペットを飼うことも可能になります。

 

 

⑤ 住宅ローン控除で節税メリットも見逃せない

 

2026年現在、住宅ローン控除(減税)制度を活用することで、最大で年間約35万円前後の所得税・住民税の節税効果が得られます(物件条件・年収により異なります)。

控除期間の合計では、数百万円規模の節税になるケースもあります。

 

賃貸では得られないこの税制優遇は、購入という選択の大きなアドバンテージです。

 

 

⑥ 「今が買い時か?」という疑問に答える

 

「もう少し待てば価格が下がるのでは」と考える方もいます。しかし渋谷区の現状を見ると、以下の理由から待つことで生じるリスクも小さくありません。

  • 渋谷駅周辺の再開発は2030年代まで続く予定で、エリア価値の継続的な上昇が見込まれる
  • 金利は依然として歴史的に低い水準にあり、住宅ローンの利用環境は良好
  • 「待っている間」の賃料は消えていくばかりで、購入の先送りはそのまま損失になる
  • 渋谷区の人気エリアでは「欲しい物件が出たらすぐ動く」ことが購入成功の鉄則

 

もちろん、価格動向は一概には言えません。ただ、「待てば必ず下がる」という保証もない中で、家賃30万円を払い続けることの機会損失は積み重なるばかりです。

 

 

 

 

(初回投稿日:2026年6月19日)