渋谷と聞いて「にぎやかな若者の街」を思い浮かべる人は多いことでしょう。
しかし今、渋谷は「親子で楽しめる街」として、ひそかに進化を遂げています。
その象徴ともいえるのが、2020年にリニューアルオープンした「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」です。
MIYASHITA PARKの概要
明治通り沿いに位置するMIYASHITA PARKは、JR渋谷駅から徒歩わずか3分の位置にあります。
商業施設、ホテル、パーク(公園)が一体となった複合施設。
かつては「宮下公園」として地元の人々に親しまれていた場所が、時代のニーズに合わせて生まれ変わりました。
「渋谷に子連れで行くなんて、ちょっとハードルが高そう」と感じる人も多いかもしれません。
ですが、このMIYASHITA PARKは、買い物やグルメだけでなく、屋上に広がる開放感あふれるパブリックスペースや、体を動かせる遊び場も充実しており、親子でゆったり過ごせる「穴場スポット」なのです。
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都心とは思えない開放感!屋上公園「渋谷区立宮下公園」
MIYASHITA PARKのいちばんの目玉は、商業施設の屋上に広がる「渋谷区立宮下公園」。
約1万平方メートルの広さを誇り、人工芝が敷き詰められた広場、スケートボード場、ボルダリングウォール、多目的運動施設など、まるで都市の中のアスレチックゾーンといえる場所です。
特に小さな子ども連れに人気なのが、広々とした約1,000平方メートルの芝生エリア。
レジャーシートを広げてピクニックを楽しむファミリーや、裸足で走り回る子どもたちの姿が多く見られます。
渋谷の中心にいながら、空を仰ぎ、風を感じてのんびりと過ごせる空間が、渋谷の真ん中にあることに驚かされるはずです。
また、ベンチや日よけ、屋根付きの休憩スペースも充実しており、お弁当を持ち込んでランチタイムを楽しむことも可能。
週末には地元のキッチンカーが出店していることもあり、食べ歩き気分で楽しめるのも魅力です。
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リーズナブルに遊べる!スケートパーク&ボルダリング
少し大きなお子さんや、体を動かすのが好きな親子には、スケートボードやボルダリング体験がおすすめです。
MIYASHITA PARKには、都心では珍しい本格的なスケート場とボルダリングウォールが併設されており、事前予約制で利用が可能となっています。
スケート場は初心者から上級者まで対応しており、貸出用のスケートボードやプロテクターもあるため、手ぶらで気軽にトライすることができます。
親子で初めてのスケートボード体験、というのも特別な思い出になるかもしれません。
ボルダリングは6歳以上から利用でき、屋外で風を感じながら登れる開放的な施設。
インストラクターが常駐している時間帯もあるため、安全面にも配慮されています。
■スケート場
9:00~22:00(受付は21:30まで) 1回あたり2時間
<一般>500円/2時間 <小中学生>240円/2時間
※渋谷区民以外が使用する場合の使用料は、記載料金の倍額です。
幼児(小学生未満)は無料ですが、保護者(20歳以上)の方の入場(有料)が必要です。
ヘルメット(無料)プロテクター、スケートボード(各500円)のレンタル可能。
■ボルダリングウォール
9:00~22:00(受付は21:30まで) 1回あたり2時間
<一般>500円/2時間 <小中学生>240円/2時間
※渋谷区民以外が使用する場合の使用料は、記載料金の倍額です。
幼児(小学生未満)は無料ですが、保護者(20歳以上)の方の入場(有料)が必要です。
クライミングシューズ(15cm~29.5cm 各300円)とチョークバック(100円)のレンタル可能。
おしゃれで多彩なグルメスポット
子どもと一緒におでかけする時に必ず調べておきたいのが、食事スポットの充実度でしょう。
MIYASHITA PARKには「RAYARD MIYASHITA PARK(レイヤード ミヤシタパーク)」という商業エリアがあり、和食から多国籍料理、スイーツまで、幅広いグルメが楽しめます。
ファミリーにおすすめなのは、明るくカジュアルな雰囲気のカフェやフードコート形式の飲食店。
ベビーカーでも入りやすい店舗が多く、キッズチェアやお子様メニューを用意している店もあるので、安心して食事ができます。
また、食後には巷で人気のスイーツを楽しむこともできます。
なお、現在は期間限定の「ドラえもん F’sキッチン」がおすすめ。
藤子・F・不二雄先生が描いたキャラクターをコンセプトにしたカフェで、2026年1月18日(日)までオープンしています。
公式情報:https://mitsui-shopping-park.com/urban/redirect.html?url=https%3A%2F%2Fdora-fskitchen.com%2F
雨の日でも安心!ショッピング&カルチャー体験
MIYASHITA PARK内には親子で楽しめるカジュアルファッションブランドも勢ぞろいしています。
また、書籍や雑貨、アート関連のポップアップストアも多く、ウィンドウショッピングだけでも十分に楽しい時間が過ごせます。
雨の日など、天候が悪い日でも安心ですね。
そして見逃せないのが、施設内で開催されるアートイベントやワークショップです。
タイミングが合えば、絵画教室や手作りクラフトなど、子ども向けの体験型イベントに参加できることも。
公式サイトやSNSでスケジュールをチェックしておくと、さらに充実した一日になるでしょう。
ホテルステイで1泊2日の渋谷体験も
「せっかくだから、渋谷をもっとじっくり楽しみたい!」という人には、MIYASHITA PARK直結のホテル「sequence MIYASHITA PARK」での宿泊もおすすめです。
スタイリッシュな客室と、パークビューを楽しめるラウンジは、まるで海外のブティックホテルのよう。
子ども連れでも快適に過ごせる配慮がされており、観光とリラックスを両立できる空間です。
ライトアップされた夜の渋谷を親子で楽しみ、翌朝は早起きして屋上公園で朝の空気を吸いながら体を動かす。
そんな非日常を、都内にいながら体験できるのも、この場所ならではの魅力です。
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アクセスの良さも魅力のひとつ
MIYASHITA PARKが親子のお出かけ先として優れている理由のひとつに、「アクセスのしやすさ」があります。
JR渋谷駅のハチ公口や新南口、東京メトロ各線からも徒歩数分という立地で、ベビーカーや小さな子どもを連れていても負担が少なく移動が可能。
駅から施設までは比較的平坦な道のりが続いており、エレベーターも完備されているため、子連れ移動にありがちな「階段ばかりで苦労する」というストレスもほとんどありません。
また、施設内はフロアごとに多目的トイレや授乳室も整備されており、安心して長時間の滞在ができます。
親にとって「困った時にどうするか」の選択肢が多いという点は、遊び場選びの大切な基準。
その点でもMIYASHITA PARKは非常に親切な設計がなされており、「また来よう」と思える理由のひとつになっています。
親子の1日モデルプラン
MIYASHITA PARKでの親子の過ごし方の一例として、「ある週末のモデルプラン」をご紹介します。
・午前10時 渋谷駅に到着。
・まずはMIYASHITA PARK屋上の芝生広場で思い切り遊び、親はコーヒー片手に一息。
・昼はレストランでハンバーガーとサラダをシェア。
・午後はボルダリングを30分体験し、その後はショップをのんびり見て回る。
・途中、子どもが疲れてきたら、館内のカフェでジェラートを食べて一休み。
・夕暮れの公園で渋谷の街を背景に記念撮影。
・夕方には電車で帰宅。
このように、無理なく1日中楽しめるスケジュールが組めるのも、施設全体のコンパクトさとバランスの良さがあってこそ。
たとえすべてを回らなくても、「また次に来る理由」がたくさん残っているのが、MIYASHITA PARKの面白さでもあります。
【MIYASHITA PARK】
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10
JR 山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ半蔵門線・銀座線・副都心線、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線 渋谷駅 徒歩3分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前<原宿>駅 徒歩8分
公式ホームページ:https://www.miyashita-park.tokyo/
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