渋谷区はターミナル駅を中心に、代官山・恵比寿・広尾・富ヶ谷・代々木上原・千駄ヶ谷など多彩な街が集まっています。
都会的な利便性と緑の両方を備え、動物病院やペットサービスも豊富で「犬と暮らすには理想的」と言われることも多い一方、人混みや賃料の高さなど課題もあります。
本記事では渋谷区で犬と暮らすならどのエリアが向いているのか、5つの評価軸をもとに検証します。
暮らしやすさを測る5つの軸
・歩きやすさ(歩道の広さ・坂の有無・交通量)
・緑地やドッグランへのアクセス
・動物病院や夜間救急の有無
・ペットサロンやホテル、カフェなどのサービス環境
・ペット可物件の探しやすさ・条件
これらを基準に、エリアごとの特徴を見ていきましょう。
代官山・恵比寿・広尾エリア
おしゃれな街並みとサービスの充実度が魅力。
代官山T-SITEにはペット同伴可の蔦屋書店や、併設の「GREEN DOG」ではグルーミングや動物病院も利用可能。
テラス席可のカフェやレストランも多く、散歩と食事をシームレスに楽しめます。
休日は混雑するため時間帯を工夫する必要があります。
家賃水準は区内でも高めです。
富ヶ谷・代々木八幡・代々木上原エリア
代々木公園が生活圏にあるため、散歩の質を重視する人に最適。
ドッグランは区内屈指の人気で、登録制なので早めに手続きしておくと安心。
周辺は坂も少なく歩きやすい上に、商店街やカフェも多く日常生活に便利です。
物件の競争は激しいですが、犬にとって快適な環境が整っています。
千駄ヶ谷・神宮前(原宿周辺)
明治神宮外苑や広い歩道のあるエリアで、ゆったりした散歩が可能。
千駄ヶ谷方面は落ち着いた住宅街の雰囲気が強く、犬を安心して歩かせられます。
ただし休日やイベント時には混雑が激しいため、散歩は朝や夜の時間帯が安心です。
初台・幡ヶ谷・本町
甲州街道沿いの利便性と、落ち着いた住宅地が隣り合うバランス型のエリア。
新宿・渋谷双方にアクセスしやすく、比較的リーズナブルな賃料でペット可物件を探せることも。
大通りの交通量や騒音を避けるため、住宅街の裏道を散歩ルートに選ぶ工夫が必要です。
渋谷駅周辺(宇田川町・神南・宮下公園界隈)
都会の真ん中で犬と暮らしたい人向け。
MIYASHITA PARKの屋上広場は芝生スペースがあり、散歩やリフレッシュに利用可能。代々木公園へも徒歩や自転車圏で行けます。
休日の人混みや音の刺激が強い点、真夏の路面温度対策は要注意です。
松濤・神山町・大山町
高級住宅地として知られるエリアで、静かな環境と落ち着いた街並みが魅力。
夜の散歩も安心してでき、代々木公園の西口も使いやすい立地。
物件は高水準ですが、静けさと安全性を重視する人には理想的な選択肢です。
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渋谷区で犬と暮らすための手続き
■犬の登録と狂犬病予防注射
犬を飼い始めて91日以上経ったら、まず区役所で「犬の登録」を行う必要があります。
登録をすると「犬鑑札」が交付され、これは生涯有効です。
あわせて毎年必ず狂犬病予防注射を受け、済票を首輪に装着しておく義務があります。
注射は動物病院だけでなく、春の集団接種会場でも受けられます。
登録や注射を怠ると罰則の対象になる場合もあるので注意が必要です。
区役所や保健所の窓口での手続きはもちろん、近年はオンラインや郵送での申請も一部可能になっています。
忙しい人でもスムーズに済ませられるので、引っ越し直後にまとめて確認しておきましょう。
■代々木公園ドッグラン利用の登録
渋谷区内で最も有名な「代々木公園ドッグラン」を利用する場合は、都立公園共通の利用登録が必要です。登録には以下のものが求められます。
・当該年度の狂犬病予防注射済票
・鑑札(登録済みを示すもの)
・飼い主の身分証明書
登録後に交付される「利用登録証」を携帯することで、ドッグランの自由利用が可能になります。
有効期限は1年間で、毎年更新が必要。初めての方は園内のサービスセンターで手続きができます。
「ちょっと寄ってみよう」で入れないこともあるので、引っ越したらまず登録を済ませておくと安心です。
■商業施設での同伴ルール
渋谷区内には犬と一緒に利用できるカフェやレストランが多いですが、基本的に「テラス席のみ同伴可」というケースが大半です。
室内利用が可能な場合でも「小型犬はキャリーに入れること」「店内では顔を出さないこと」などの条件が定められていることがあります。
代表例として、代官山T-SITEの蔦屋書店はキャリーやカート利用で入店可能、併設のレストラン「IVY PLACE」はテラス席で犬同伴可です。
こうしたルールを守ることで、次に訪れる人も快適に利用でき、地域全体での“犬ウェルカム”な雰囲気が守られます。
■渋谷区のペット同行避難
もうひとつ忘れてはいけないのが災害時の備え。
渋谷区は「ペット同行避難」のガイドラインを整備しており、大地震などの際には避難所でペットと一緒に過ごせる体制を取る方針です。
ただし「同じスペースにずっと一緒にいられる」という意味ではなく、飼い主とペットの生活スペースを区切ったり、動物の世話は基本的に飼い主が行ったりというルールがあります。
事前に備えておくべきものは以下の通りです。
・数日分のフードと飲料水
・トイレシーツや排泄物処理用品
・キャリーやケージ(避難所での必須アイテム)
・首輪・リード・迷子札(マイクロチップ情報の控えも)
・常備薬やワクチン接種記録
また、避難所でスムーズに受け入れてもらうために「日頃から無駄吠えを減らす」「ケージに慣れさせる」といったしつけも重要です。
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物件探しのコツ
ペット可物件は一見多そうに見えても、実際には条件付きがほとんどです。
犬種や体重制限、頭数制限が設けられていることが多く、契約時には必ず「飼っている犬種・大きさ」を伝えて確認しておきましょう。
また敷金が1〜2か月分多く設定されるケースや、退去時の消臭・クリーニング費用が特約で明記されている場合もあります。
設備面では、足洗い場やペット用エレベーターなどがあると日常の使い勝手が向上します。
内装も滑りにくい床や防臭仕様の壁紙などがあると安心です。
さらに内見時には、部屋だけでなく周辺を実際に歩き、散歩コースの安全性や夜の明るさ、動物病院までのルートを確認するのが大切です。
犬の視点に立って「ここで快適に暮らせるか」を想像することで、後悔のない物件選びにつながります。
ライフスタイル別おすすめ
カフェやテラス席を日常的に楽しみたい人には、代官山・恵比寿・広尾エリアがおすすめ。
おしゃれなカフェやレストランで犬同伴が可能な場所も多く、散歩ついでに寄れるのが魅力です。
散歩の質を重視するなら、代々木公園に近い富ヶ谷や代々木上原。朝夕の散歩で緑を存分に味わえます。
静かに暮らしたい人には、落ち着いた住宅街の松濤や神山町が向いており、夜の散歩も安心です。
駅前の利便性を最優先するなら、渋谷駅や神南。
人通りは多いですが、MIYASHITA PARKなど都会ならではの施設を活用できます。
まとめ
渋谷区は犬と都会暮らしを両立できる貴重なエリア。
代官山や広尾のようにサービスが揃う街もあれば、富ヶ谷のように公園を日常に取り込める環境もあります。
重要なのは「毎日の散歩導線」と「医療・サービスへのアクセス」を軸に、自分と愛犬に合った街を選ぶこと。
都会の喧騒の中でも、犬と安心して暮らせる拠点を築いていきましょう。
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