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子どもたちの笑顔が広がる場所:景丘の家の魅力とは

東京都渋谷区恵比寿の一角に、佇む施設。

その名も「景丘の家(かげおかのいえ)」。

都会の喧騒の中で、子どもと大人が一緒に安心して過ごせる、もうひとつの家のような存在です。

今回は「景丘の家」の魅力をたっぷりご紹介します。

 

 

景丘の家とは

 

「景丘の家」という名前は、この地域にかつて存在していた「景丘町」に由来しています。郡司ひさゑ氏の邸宅だった建物が、1998年に渋谷区社会福祉協議会に寄贈されたのが始まりです。

郡司氏の「子どもたちのために遺産を活用してほしい」という想いを受け継ぎ、地域の福祉活動の拠点として使用されてきました。

そして2019年、「渋谷区こどもテーブル」事業の一環として建替えられ、新たに「景丘の家」として再生。

今では、子育て世帯を中心に、誰もが集える多世代交流施設となっています。

 

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所有と運営について

 

施設は、社会福祉法人 渋谷区社会福祉協議会が所有し、ブランディングやコミュニケーションに定評のある株式会社マザーディクショナリーが運営しています。

こどもと食」をテーマに掲げ、世代を超えて「つどう・まなぶ・つながる」場所として日々進化を続けています。

 

建築とデザインの魅力

 

地上3階、地下2階建てのこの建物は、建築家・渡辺治氏の設計によるもの。茅葺きの技術を用いた外壁、囲炉裏や土間、縁側など、日本の古き良き住文化を現代に再解釈したデザインが特徴です。

また、解体前の郡司邸で使用されていた木材や建具が、新しい建物の家具や囲炉裏などとして随所に再利用されています。再生された素材には時間の経過を感じさせる温かみがあり、訪れる人に安心感と懐かしさを与えます。

 

子どもから大人まで楽しめる多彩なフロア

 

景丘の家には、利用者の年齢や目的に応じた多様な空間が設けられています。

1階「サロン」では、囲炉裏やかまどを囲みながら自由に過ごせる空間が広がっています。

縁側や土間のある設えは、日本家屋ならではの懐かしさと居心地の良さを感じさせます。

2階には「こどもテーブル」があり、こども食堂や学習支援など地域の力を活かした取り組みが行われています。

3階「おやこフロア」は、乳幼児と保護者がゆっくり過ごせるよう、安全性や快適性に配慮された設計です。

地下1階の「プレイフロア」では、小中高校生が体を動かし、自由に遊ぶことができます。

地下2階には、音楽やダンス、演劇などができるスタジオが2部屋用意されています。

 

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食を通じたつながりの場

 

こどもと食」をテーマに据えた景丘の家では、食育にも力を入れています。

こども食堂では、調理から食事までを共にすることで、食の大切さや楽しさ、誰かと一緒に食べる喜びを学ぶことができます。

週末や放課後には、季節の食材を使ったワークショップや料理教室が開かれ、地域の大人と子どもが自然と関わり合える空間となっています。

 

景丘の家・こども食堂

 

「景丘の家・こども食堂」は「みんなでつくって、みんなで食べる」がコンセプト。

親子や地域の人々が集まり、旬の有機野菜や古来種の食材を使った料理を共に作るなどして、食卓を囲んでいます。

 

こども食堂のイベントでは、日本各地の郷土料理や世界の料理をテーマにしたメニューが提供され、参加者は調理から食事までを一緒に楽しむことができます。

 

現在は毎月第3木曜日に開催しています。

また事前受付制で、エプロンや三角巾、お手拭きなどは持参する必要があります。

対象は5歳以上の親子。9歳以上はこどものみの参加も可能で、中学生まで無料、高校生以上500円となります。

※渋谷区民と両親が仕事をしている家庭が優先、保護者は1名までとなります。

 

【近日開催のイベント】※20255月時点

6月こども食堂 日本の郷土ごはん「高知」

高知県の郷土ごはん

・こうし飯

・ぐる煮

・ねぎとさつまいものぬた

開催日:2025619日(木)

受付期間:2025520()19:00まで

 

【過去に行われたイベント】

日本の郷土ごはん 「愛知:味噌おでん・黄いないおこわ」

日本の郷土ごはん 「愛媛:鯛めし」

日本の郷土ごはん 「岐阜:鶏(けい)ちゃん」

日本の郷土ごはん 「茨城:かぼちゃのいとこ煮」

日本の郷土ごはん 「北海道:鮭のチャンチャン焼き」…など

 

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創造を育むアートスクールとフリープログラム

 

景丘の家のもうひとつの魅力は、アートや表現活動への積極的な取り組みです。

週末には、さまざまな分野のアーティストを講師に招いたアートスクールが開かれています。

食や自然、音楽、身体表現など、日常の延長にある「創造」の種を見つけられる貴重な機会です。

また、日々行われるフリープログラムでは、地域の方やスタッフが講師を務め、季節のイベントや手仕事、読み聞かせなど、誰もが気軽に参加できる内容が多数用意されています。

 

■アートスクール

 

開催月の1ヶ月前からホームページと施設で予約申し込みを受付けており、対象や費用は講座により変わります。

渋谷区民が優先となります。

週末を中心に、月4回程度開催されています。

 

【近日開催のイベント】※20255月時点

 

202567() 10:0012:00

「芒種の頃・ぐるりのにわの香草で厄除けのお飾りをつくろう」

2025614() 10:3012:00

都市養蜂見学会「ミツバチと、原宿・渋谷エリアの自然」

2025628() 10:3012:30

「親子で深い安らぎにつく音浴会」

2025628() 14:0016:00

ギャル電のテンアゲ↑「LED愛バッチを光らそうWS

 

■フリープログラム

 

いずれも参加無料、予約不要です。

 

【近日開催のイベント】※20255月時点

202552()15:00-16:00

【かまど】「かまどめしの日」

2025521()15:00-16:00

「ねんどで遊ぼう」

2025523()15:00-16:00

「レコードで音楽を聴いてみよう」

2025524()15:00-16:00

「卓球大会」

2025528()15:00-16:00

「お茶しましょ」

2025530()15:00-16:00

【いろり】「チョコレートフォンデュ』

5月上旬〜【旧暦】伝承行事展示

『天道花』下中菜穂

 

こうさくひろば

 

地下1階プレイフロアでは、いつでも自由に参加できる工作コーナーが用意されています。

月替りで楽しめるプログラムとなっています。

 

例)フリー工作、ぱたぱたおもちゃ、レザーネームタグ、クリスマスオーナメント(12月)、カーニバル帽子(10月)など…

 

地域の支えで成り立つ運営

 

景丘の家は、地域との連携を非常に大切にしています。

地域住民や団体、企業が協力し、「渋谷区こどもテーブル」として子どもたちを見守る仕組みを支えています。

イベントや食堂運営、清掃や見守りなどのボランティア活動も積極的に行われており、「わたしも何かできるかもしれない」と思わせてくれる雰囲気が、地域の連帯感を育んでいます。

 

「景丘の家」は、単なる施設ではなく、人と人とのあたたかなつながりを生み出す「もうひとつの家」です。

子どもたちの笑顔を中心に、親子、地域、大人同士が自然と交わり、学び合い、支え合う場所。

都会の中で、こんなにも人間らしい空間があることに、ほっとする気持ちになるでしょう。

今度の休日、ぜひお子さんと一緒に、「景丘の家」を訪ねてみてください。

きっと心に残る一日となるはずです。

 

【景丘の家】

 

所在地:東京都渋谷区恵比寿4-5-15

アクセス:JR恵比寿駅 徒歩3分/東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 徒歩5

 

電話番号:03-6455-7835

利用時間:

火・水曜:11:0019:00

木・金曜:11:0021:00

土曜:10:0021:00

日曜・祝日:10:0018:00

休館日:月曜、第2日曜、年末年始(1229日〜13日)

利用料:無料

公式ホームページ:https://kageoka.com/

 

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