子育て世帯にとって、自分の住むエリアに子どもを育てやすい環境がどれだけ充実しているかは大切なこと。
そういった意味で、渋谷区に住むならおさえておきたいのが、代々木にある「かぞくのアトリエ」です。
「かぞくのアトリエ」とは?
「かぞくのアトリエ」は、代々木に位置する「こども・親子支援センター」です。
もとは「代々木学童館」として使われていた場所で、住宅街の中にあります。
「かぞくのアトリエ」は、子育ての楽しみを共有し、こどもたちの感性や創造力を育む、あたらしいかぞくのための「交流」を重視したコミュニティサロンといえる場所。
月齢の低い乳児から安心して連れていくことができる、子連れのパパママにとって強い味方なのです。
離乳食やお弁当を持ち込むことも可能で、さまざまな使い方ができます。
対象は、渋谷区在住の乳幼児および小学生と、その保護者。
当日の状況によっては、区外在住の人も利用できます。
なお、保育機能がある施設ではないため、未就学児の来館には保護者の付き添いが必要です。
入館料は無料です。
ただし、アートスクールに参加する場合は、材料費が必要です。
かぞくのアトリエの施設
【かぞくのアトリエ/施設】プレイルーム
プレイルームは、小さな体育館タイプで、その名の通り子どもたちが遊ぶための場所。
時間によって利用できる年齢を区切っており、それによって遊べる遊具も異なります。
[火~金] 9:30~14:00 [土] 9:30~17:00 /未就学児タイム
[火~金] 14:30~17:00 /小学生タイム
未就学児童タイムでは、はいはいをしたり、バランスをとったりするような遊びかたができます。
小学生タイムでは、卓球、バトミントン、なわとびなどで遊ぶことができます。
【かぞくのアトリエ/施設】あけびの庭
さまざまな植物が植えられている、自然を楽しめる庭です。
四季折々の顔を見せてくれ、季節の移ろいを感じられる場所です。
あけびの庭の植物
…アケビ、シラカシ、イチジク、ブルーベリー、ミモザ、クスノキ、キウイ、ドウダンツツジ、コムラサキ、その他
【かぞくのアトリエ/施設】おやこサロン
親同士や子ども同士の交流に使えるサロンスペース。
休憩場所としても使えます。
ランドセルを入れる棚を活用した、荷物入れが充実。
ボードゲームやカードゲーム・工作道具などが行えます。
小上がりには、ちいさな子どもも安心して遊ぶことができる、木のおもちゃ、絵本、ドールハウスなどがあります。
授乳スペースもあるため、乳幼児を連れて来館の際に活用できます。
利用時間/9:30~17:30
【かぞくのアトリエ/施設】おやこルーム
講座で使われる部屋ですが、講座で使用する以外は開放しています。
絵本やおもちゃがあり、床もカーペットのため未就学児の小さな子どもが過ごしやすい環境に。
利用時間/9:30~17:00
【かぞくのアトリエ/施設】アトリエ
図工室タイプのお部屋で、ものづくり教室の際に使われています。
かぞくのアトリエの催し
【かぞくのアトリエ/催し】こどもテーブル・みんなであそぼ
かぞくのアトリエでは、「こどもテーブル事業」と銘打ち、小学生に向けたさまざまな活動が行われています。
かぞくのアトリエのスタッフと共に、子どもたちがみんなで楽しく遊ぶ催しです。
【かぞくのアトリエ/催し】イベント
かぞくのアトリエでは、さまざまなイベントも開催されています。
代表的なイベントが、「音楽と空想のパレード」。
このイベントは、そのときどきでテーマが決まっています。
たとえば、「動物たちが見ている」では、ダンボール彫刻の動物たちと、コンサート、お香とのコラボレーションが。
子どもたちの手によって色が塗られたダンボールの鳥を使った装飾や、特別な遊具も楽しめました。
また、「実りの森」では、大きな木に子どもたちが植物で作った短冊をかけました。
幻想的な空間に加え、スタンプラリー、紙芝居、大型遊具など、さまざまなコーナーが用意されてきました。
【かぞくのアトリエ/催し】アートスクール
食、ものづくり、体操、音楽、写真など、毎回さまざまな分野で活躍するクリエイターを講師に迎えるアートスクール。
都度テーマが変わり、こどもの感性を刺激するもの、親子で共に考え楽しむもの、大人がじっくり体験したい講座など、多種多様です。
土曜日の開催が中心です。
2023年7月に予定されているアートスクールは、「トントンで楽しい 花や葉っぱのトントンプリント」「薪窯でパンを焼こう」「親子のふれあい からだ育て日本式ベビーマッサージ」「ペッタン!スタンプで絵本をつくろう」といったラインナップ。
タイトルからもわかるように、各回でカラーが全く違い、何度来ても楽しめる講座になっています。
【かぞくのアトリエ/催し】おやこきょうしつ
おやこきょうしつは、年齢別で、0~3歳児が対象の教室です。
体験に重きをおいており、からだあそび、おとあそび、ものづくり、おはなし会などのプログラムがあります。
新しいともだちと出会う場としても利用できますよ。
おやこきょうしつは、毎月1回開催。
5ヶ月間、全5回のコース制となっています。
前期コースは4月~8月、後期コースは10月~2月の開催で、2月と8月の年2回に募集がかけられます。
各クラス定員8組で、保護者の付き添いが必要です。
渋谷区在住の保護者とこどもに限ります。
「かぞくのアトリエ」を利用する際の注意事項
かぞくのアトリエを利用する際には、未就学児の来館にあたっては保護者の付き添いが必要となっています。
保育機能のある施設ではないので、目を離さず、子どもと一緒に過ごすこととなります。
また、大人に関しては、裸足での入館はできません。
さらに、館内と敷地内は禁煙となっています。
「かぞくのアトリエ」を運営しているのはどんな会社?
かぞくのアトリエを運営しているのは、「株式会社マザーディクショナリー」です。
株式会社マザーディクショナリーは、
次世代を生きるこどもたちと共に暮らす中から見えてくる「未来を明るく照らす知恵」をベースにさまざまな展開をしています。
事業内容としては、企画、イベント、施設運営、マネージメント、出版企画、プロダクト制作など。
渋谷区代官山にある、「さまざまな価値観とふれあい、夢を描くティーンズの居場所」をコンセプトにした「代官山ティーンズ・クリエイティブ」や、渋谷区恵比寿にあり「赤ちゃんもお年寄りも、みんなが集まり寄り添う地域の縁側」をコンセプトにした「景丘の家」も、同社の運営です。
・代官山ティーンズ・クリエイティブ:代官山(2015年~)
対象:小学生、中高生、大学生
・景丘の家:恵比寿(2019年~)
対象者:乳幼児からお年寄りまで
株式会社マザーズディクショナリー公式ホームページ:
なお、かぞくのアトリエの所管は、「渋谷区子ども家庭部 子ども青少年課 子ども青少年育成係」となっています。
【渋谷区こども・親子支援センター かぞくのアトリエ】
住所:東京都渋谷区代々木2-32-5
アクセス:
小田急線 南新宿駅 徒歩2分
JR山手線・総武線 代々木駅 徒歩7分
都営大江戸線 代々木駅 徒歩7分
ハチ公バス 神宮の杜ルート 代々木一丁目停留所下車 徒歩4分
京王バス[51宿]系統 代々木三丁目停留所下車 徒歩8分
※駐車場なし
※ベビーカーや自転車でも来館可能ですが、自転車は指定されたエリアに止め、ベビーカーはロビーで折り畳むことが必須です。
開館時間:9:30~17:30
休館日:日・月・祝日・年末年始(12/29~1/3)
公式ホームーページ:https://kazoku-no-atelier.com/
代々木の未公開物件など、渋谷区物件掲載数No.1の中古マンションなび渋谷区への会員登録がお勧めです。
代々木で住まいを見つけたい方は、プロにお勧め物件を紹介してもらいませんか?
□関連記事:代々木駅の魅力って?