渋谷区では毎年、年間を通してさまざまなイベントが行われています。
今回は千駄ヶ谷駅の周辺で行われているイベントについて、2025年の開催情報と共にご紹介します。
□関連記事:千駄ヶ谷駅で毎年やってるイベントを紹介【2024年版】
【千駄ヶ谷駅で毎年やってるイベント】国立能楽堂 式能
国立能楽堂も千駄ヶ谷にある施設のひとつ。
国立能楽堂では、江戸時代の基本的番組編成である「翁附五番立」にて、毎年「式能」が開催されています。
「式能」は、昭和36年に、公益社団法人能楽協会最初の公演として行われ、2025年で65回を迎えた歴史ある能楽公演です。
現在、シテ方五流が一同に会する翁附五番立の能楽公演としては、唯一というとても貴重な催しです。
能楽の正式な上演形態である翁附五番立は、江戸時代に「武家式楽」として確立されました。
能楽以前の予祝芸能である「翁」から始まり、「神・男・女・狂・鬼」のジャンル分けに従って上演されます。
また能の間には中世の大名・小名や庶民を描く狂言を挟みます。
2025年は2月16日(日)に、完全入れ替え制の二部構成で開催されました。
場所:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
時間:
第一部 10:00【9:15開場】~14:10
第二部 15:10【第一部の入れ替えが終わり次第の入場】~19:25
入場料金(全席指定):
1・2部通し(正面) 14,500円
1・2部通し(脇正面・中正面) 9,500円
1部(正面) 8,500円
1部(脇正面・中正面) 6,000円
2部(正面) 8,500円
2部(脇正面・中正面) 6,000円
学生席(26歳以下) 1,200円
公式情報:https://www.nohgaku.or.jp/shikinoh2025
【千駄ヶ谷駅で毎年やってるイベント】新宿御苑 菊花壇展
千駄ヶ谷駅から徒歩圏内にある、皇室ゆかりの地である新宿御苑。
そんな新宿御苑で有名なイベントといえば、皇室の伝統園芸を受け継ぐ「菊花壇展」でしょう。
新宿御苑の菊は、明治37年から皇室行事「観菊会」の展示品種の栽培から始まり、昭和4年にはその会場となりました。
展示は回遊式の日本庭園内に上家(うわや)といわれる建物を設けており、特色あふれる花々を独自の様式を基調に飾りつけてあります。
大正から昭和にかけては「パレスガーデン」として広く世界に認知されるようにもなりました。
開催期間:11月1日~15日
その他、次のような花の展示も毎年楽しむことができます。
・春の特別開園 3月下旬~1か月程度
新宿御苑の桜は、明治39年に日本初の本格的な西洋庭園として誕生しました。
その後、皇室行事である「観桜会」の会場として、全国から桜が収集されました。
当時植栽された希少品種をはじめ、鑑賞品種の八重桜を中心に、約65種1000本の桜を鑑賞することができます。
・洋らん展 11月下旬
新宿御苑では、皇室庭園時代の大正から昭和の初めにかけて洋らんの栽培研究が行われてきました。
その結果、新宿御苑独自のらんの品種を多数作出してきました。
日本の温室園芸の先駆的役割を果たしてきたという歴史があり、現在は愛好家からの応募作品や新宿御苑で栽培する洋らんを展示しています。
開催場所:新宿御苑(東京都新宿区内藤町11番地)
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【千駄ヶ谷駅で毎年やってるイベント】新宿御苑 森の薪能
森の薪能は、新宿御苑で毎年9月の夜に開催される伝統芸能のイベントです。
かがり火の中で、選りすぐられた演者・演目による格調高い能舞台を観ることができます。
ほかにはない環境下で、幽玄の世界を楽しむことができるでしょう。
開催期間:2025年は日程未発表
開催場所:新宿御苑(東京都新宿区内藤町11番地)
公式情報:https://fng.or.jp/shinjuku/
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【千駄ヶ谷駅で毎年やってるイベント】神宮外苑花火大会
「神宮外苑花火大会」は、毎年8月に明治神宮外苑で開催される花火大会で、東京の夏の風物詩として知られています。
1980年に初開催されて以降毎年恒例となり、神宮球場、秩父宮ラグビー場、軟式球場などの会場で開催されています。
都内では隅田川花火大会と並ぶ、代表的な花火大会です。
来場者数は毎年のべ15万人前後にのぼり、神宮外苑周辺の花火見物可能エリアを含むと観覧者数は100万人前後にも達します。
花火は2009年以降には12,000発も打ち上げられ、各会場では人気アーティストによるライブも開催されます。
2025年の開催情報についてはまだ公式発表されていません。(2025年4月現在)
例年は8月中旬に開催されることが多いです。
開催期間:2025年日程未発表
開催場所:神宮球場、秩父宮ラグビー場、軟式球場など
公式情報:https://www.jinguhanabi.com/
【千駄ヶ谷駅で毎年やってるイベント】森のビアガーデン
「森のビアガーデン」は1984年に開園以来、大好評を博している夏のイベントです。
明治神宮外苑の森の中で生ビールが楽しめるビアガーデンです。
バーベキュー食べ放題も人気の理由。2025年で40回目の開催を迎えます。
40回目の開催は、通常メニューである「飲み食べ放題のスタンダードプラン」のほかに、「40回開催記念プラン」を用意。
さらに飲み食べ放題プラン利用客には、セット特別価格で楽しめるアニバーサリープレートも。
<2時間BBQ 飲み食べ放題プラン詳細>
全7種の生ビール飲み放題+レモンハイ、ハイボール、ソフトドリンクなど
肉、野菜の盛り合わせ+単品メニュー各種
大人:6,000円 / 中学生~19歳:5,000円 / 小学生:2,800円 / 4歳~小学生未満:1,800円 / 3歳以下無料
<2時間BBQ 40回開催記念プラン>
スタンダードプラン内容+4種クラフトビール飲み放題+シーフードプレート食べ放題
大人:7,000円 / 中学生~19歳:5,000円 / 小学生:2,800円 / 4歳~小学生未満:1,800円 / 3歳以下無料
<アニバーサリープレート>
アンガスサーロインステーキ 150g×2
ハーフロブスターボイル ×2
通常価格:7,000円
飲み食べ放題セット価格:4,000円
その他アラカルトメニューあり。いずれも税込み価格。
開催期間:2025年4月15日(火)~9月23日(火)
開催場所:森のビアガーデン(東京都新宿区霞ヶ丘町14-13 神宮外苑にこにこパーク内)
現在60日先まで予約受付中
営業時間:詳細未発表
座席:約1,000席(雨天時利用可能なテント下600席)
メニュー・料金:
【千駄ヶ谷駅で毎年やってるイベント】神宮外苑いちょう祭り
神宮外苑の銀杏並木は、青山通りから聖徳記念絵画館の300m区間にあります。
車道を挟んで4列146本の銀杏が、9m間隔で植栽されています。
ドラマのロケ地などとしても有名です。
そんな銀杏並木には、毎年秋の見頃になると、約180万人にも及ぶ人々が訪れます。
その時期には毎年、「いちょう祭り」が開催されていました。
しかしコロナ禍の影響により、ここ数年は開催が見送られています。
最後の開催は2019年11月15日~12月1日でした。
会場は権田原会場とにこにこパークの2か所で、時間は10時から夕方まで。
入場料は無料で、屋台の出店があるほか、大道芸や遊具エリアがあるなど内容盛りだくさんのイベントです。
いちょう祭りが開催されない年でも、屋台は一部出店がありました。
なお、2024年はいちょう祭りそのものは行われませんでしたが、いちょう並木の夜のライトアップは行われました。
開催期間:2025年は詳細未発表
開催場所:権田原会場、にこにこパーク
公式情報:https://www.gotokyo.org/jp/spot/ev063/index.html
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