渋谷区では毎年、年間を通してさまざまなイベントが行われています。
今回は代々木駅の周辺で行われているイベントについて、2025年の開催情報と共にご紹介します。
□関連記事:代々木駅で毎年やってるイベントを紹介【2024年版】
【代々木駅で毎年やってるイベント】新宿御苑 菊花壇展
代々木駅から徒歩圏内にある、皇室ゆかりの地である新宿御苑。
そんな新宿御苑で有名なイベントといえば、皇室の伝統園芸を受け継ぐ「菊花壇展」でしょう。
新宿御苑の菊は、明治37年から皇室行事「観菊会」の展示品種の栽培から始まり、昭和4年にはその会場となりました。
展示は回遊式の日本庭園内に上家(うわや)といわれる建物を設けており、特色あふれる花々を独自の様式を基調に飾りつけてあります。
大正から昭和にかけては「パレスガーデン」として広く世界に認知されるようにもなりました。
開催期間:11月1日~15日
その他、次のような花の展示も毎年楽しむことができます。
・春の特別開園 3月下旬~1か月程度
新宿御苑の桜は、明治39年に日本初の本格的な西洋庭園として誕生しました。
その後、皇室行事である「観桜会」の会場として、全国から桜が収集されました。
当時植栽された希少品種をはじめ、鑑賞品種の八重桜を中心に、約65種1000本の桜を鑑賞することができます。
・洋らん展 11月下旬
新宿御苑では、皇室庭園時代の大正から昭和の初めにかけて洋らんの栽培研究が行われてきました。
その結果、新宿御苑独自のらんの品種を多数作出してきました。
日本の温室園芸の先駆的役割を果たしてきたという歴史があり、現在は愛好家からの応募作品や新宿御苑で栽培する洋らんを展示しています。
開催場所:新宿御苑(東京都新宿区内藤町11番地)
【代々木駅駅で毎年やってるイベント】新宿御苑 森の薪能
森の薪能は、新宿御苑で毎年9月の夜に開催される伝統芸能のイベントです。
かがり火の中で、選りすぐられた演者・演目による格調高い能舞台を観ることができます。
ほかにはない環境下で、幽玄の世界を楽しむことができるでしょう。
開催期間:2025年は日程未発表
開催場所:新宿御苑(東京都新宿区内藤町11番地)
公式情報:https://fng.or.jp/shinjuku/
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【代々木駅で毎年やってるイベント】国立能楽堂 式能
国立能楽堂では、江戸時代の基本的番組編成である「翁附五番立」にて、毎年「式能」が開催されています。
「式能」は、昭和36年に、公益社団法人能楽協会最初の公演として行われ、2025年で65回を迎えた歴史ある能楽公演です。
現在、シテ方五流が一同に会する翁附五番立の能楽公演としては、唯一というとても貴重な催しです。
能楽の正式な上演形態である翁附五番立は、江戸時代に「武家式楽」として確立されました。
能楽以前の予祝芸能である「翁」から始まり、「神・男・女・狂・鬼」のジャンル分けに従って上演されます。
また能の間には中世の大名・小名や庶民を描く狂言を挟みます。
2025年は2月16日(日)に、完全入れ替え制の二部構成で開催されました。
場所:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
時間:
第一部 10:00【9:15開場】~14:10
第二部 15:10【第一部の入れ替えが終わり次第の入場】~19:25
入場料金(全席指定):
1・2部通し(正面) 14,500円
1・2部通し(脇正面・中正面) 9,500円
1部(正面) 8,500円
1部(脇正面・中正面) 6,000円
2部(正面) 8,500円
2部(脇正面・中正面) 6,000円
学生席(26歳以下) 1,200円
公式情報:https://www.nohgaku.or.jp/shikinoh2025
【代々木駅で毎年やってるイベント】新宿エイサー祭り
新宿エイサー祭りは、2001年新宿の祭礼時に、沖縄のエイサーチームを招き、新宿の商店街で披露されたことが始まり。
その後翌2002年から現在に至るまで、毎年7月の最終土曜日に新宿エイサーまつりが行われています。
エイサーとは、無病息災、家内安全を祈願した踊りです。
太鼓と軽快な踊りが特徴で、新宿エイサー祭りは例年100万人程度が訪れる、人気の祭りとなっています。
開催期間:例年7月末(2025年は日程未発表)
開催場所:新宿駅東口 / 西口一帯
公式ホームページ:https://www.shinjuku-eisa.com
【代々木駅で毎年やってるイベント】明治神宮で毎年行われる祭典
代々木駅は明治神宮にも徒歩圏内の立地です。
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后を御祭神とした神社です。
初詣の参拝者数は例年、日本一ともなる約300万人にのぼります。
・1月1日 歳旦祭
元旦の早朝に行われます。
皇室の弥栄と国家の隆昌を祈り、今年の誓いを新たにします。
・2月11日 紀元祭
神武天皇建国の聖業を偲び、日本の繁栄と世界の平和を恒久的に祈る祭典です。
・2月17日 祈年祭
春を迎えるにあたり、農林水産物の豊作を祈る大祭です。
・2月23日 天長祭
天皇陛下の御誕生日です。
・4月11日 昭憲皇太后祭
昭憲皇太后が崩御された日にまつわる祭事です。
・4月下旬~5月上旬 崇敬者大祭(春の大祭)
昭和21年に創立された明治神宮崇敬会の会員が多数参列する、崇敬者の大祭です。
世界平和を祈る昭和天皇の御製からつくられた「浦安の舞」と呼ばれる神楽が舞われます。
・立夏の日 御衣祭(おんぞさい)
立夏にあたり、御祭神の御料(御装束など)を夏のものにお取り替えする祭典です。
・6月30日 大祓(おおはらえ)
半年間の罪穢を祓い清める儀式です。
・7月30日 明治天皇祭
明治天皇が崩御された日にあたり、御聖徳を敬仰追慕する祭典です。
・11月1日~3日 鎮座記念祭(秋の大祭)
大正9年11月1日の明治神宮御鎮座の日を記念とする祭典です。
11月1日の鎮座記念祭では、鎮座百年大祭を記念して明治天皇の御製からつくられた神楽「常久の舞」が舞われます。
また、11月3日の文化の日は明治天皇の御誕生日にあたるため、例祭が行われます。
舞楽、能・狂言などさまざまな伝統芸能が奉納され、流鏑馬を見ることもできます。
・立冬の日 御衣祭
立冬にあたり、御祭神の御料(御装束など)を冬のものにお取り替えする祭典です。
・11月23日 新嘗祭(にいなめさい)
勤労感謝の日にあたる新嘗祭は、収穫された新穀などをお供えし、その御恵みに感謝する祭事です。
・12月31日 大祓(おおはらえ)
新年を迎えるにあたり1年間の罪穢を祓い清める儀式です。
・12月31日 除夜祭
年越の祭事です。
開催場所:明治神宮(東京都渋谷区代々木神園町1)
参拝時間:日の出から日の入りまで(12月31日は終夜可能)
公式情報:https://www.meijijingu.or.jp/
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【代々木駅で毎年やってるイベント】大酉祭(酉の市)
酉の市は江戸時代から続く行事で、浅草の「鷲神社」で行われるものが有名です。
関東各地で行われる、開運招福や商売繁盛を願う祭りです。
参拝後に、「運や金銀をかき集められる」という縁起物の熊手を露店で購入する風習があります。
11月最初の酉の日に行われる市を「一の酉」、その後12日周期で訪れる酉の日にあわせ、「二の酉」「三の酉」が開催されます。
花園神社で開かれる酉の市でも、境内にはたくさんの露店が並びます。
例年、50万~60万人が訪れています。
開催期間:
一の酉 前夜祭 2025年11月11日(火)/本祭 12日(水)
二の酉 前夜祭 2025年11月23日(日)/本祭 24日(月)
開催場所:花園神社 東京都新宿区新宿5-17-3
公式情報:http://hanazono-jinja.or.jp
【代々木駅で毎年やってるイベント】神宮外苑花火大会
「神宮外苑花火大会」は、毎年8月に明治神宮外苑で開催される花火大会で、東京の夏の風物詩として知られています。
1980年に初開催されて以降毎年恒例となり、神宮球場、秩父宮ラグビー場、軟式球場などの会場で開催されています。
都内では隅田川花火大会と並ぶ、代表的な花火大会です。
来場者数は毎年のべ15万人前後にのぼり、神宮外苑周辺の花火見物可能エリアを含むと観覧者数は100万人前後にも達します。
花火は2009年以降には12,000発も打ち上げられ、各会場では人気アーティストによるライブも開催されます。
2025年の開催情報についてはまだ公式発表されていません。(2025年4月現在)
例年は8月中旬に開催されることが多いです。
開催期間:2025年日程未発表
開催場所:神宮球場、秩父宮ラグビー場、軟式球場など
公式情報:https://www.jinguhanabi.com/
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