明治神宮にもほど近く、閑静な住宅街として渋谷区でも人気のエリアである北参道。
北参道に長く住みたいという方は、中古マンション・リノベーションマンションの購入がおすすめです。
今回は、北参道で優良中古マンションを探すコツをご紹介します。
中古マンション・リノベーションマンションを選ぶメリットは？
そもそも新築マンションではなく、中古マンションあるいはリノベーションマンションを選ぶメリットとは何でしょうか。
それは次のようなものがあります。
１．新築マンションに比べて購入価格を安く抑えられること。
２．新築に比べて物件の流通量が多く、選択肢が広がること。
３．ある程度年数が経っていることで資産価値が落ちにくい。
購入にかける予算をおさえ、リフォームやリノベーションをすることにより、自分の理想にきわめて近い間取りや設備に近づけられるということです。
中古マンションを探すコツ①築20年以上のマンションを選ぶ
購入価格をおさえたい場合、同じ中古マンションでも築浅の場合は、新築と価格がほとんど変わりません。
そのためある程度年数が経った物件を探すのがおすすめです。
ねらい目は、築20年前後～30年程度のマンション。
その理由は、
・物件の価格がある程度下がっている（築25年を過ぎると、マンションの価格は一般的に下げ止まる）
・耐震基準が新しいものに対応している
・内装や設備が古すぎない
などが挙げられます。
中古マンションを探すコツ②お金で解決できない部分をチェック
先に挙げた通り、リフォームやリノベーションをすることによって、間取りや設備は自分の理想に近づけることができます。
自分の所有する部屋の室内および専有部分については、多少の問題があってもお金で解決できるのです。
反面、お金では解決できない部分もあります。
それは次の通り。
・建物自体の問題（耐震性・耐久性など）
・住んでいる人の層（マンション内の隣人や周辺に住んでいる人）
・管理や修繕積立金の計画
・管理会社の質
・日当たりや眺望
・周辺環境
長期で住むことを想定するなら、この「お金では解決できない部分」に問題がないか、許容できる範囲なのかを事前に確認しておく必要があります。
中古マンションを探すコツ③将来的に売却できるかどうかを考える
自分が生涯住み続けるという想定なのか、将来的に売却を視野に入れているかで、選ぶ物件も変わってきます。
売却したいと考える場合、次の点をおさえたておきましょう。
・駅から近いほうが資産価値は高い
理想は駅から徒歩5分以内。
駅に近くなればなるほど、資産価値としては下がりにくくなります。
特にJR山手線沿いや、複数路線が使える駅、ターミナル駅の周辺は、資産価値としては非常に高いといえます。
また、電車以外にも公共交通機関はどんなものがあり、バス停があるかなどもおさえておきましょう。
大きな道路や高速道路が近いと、車移動が多い人にとっても選択肢が広がります。
・治安が良いエリアだと資産価値が高い
一般に「閑静な高級住宅街」と認知されているエリアであれば、治安は良いと考えられます。
・育児環境が良いエリアだと資産価値が高い
子育て世帯にとっては、育児環境は重要です。
緑が多いか、遊べる公園があるかどうかなどもチェックしておきましょう。
なお、評判の良い学校が近くにあるかどうかは注目すべきポイントです。
渋谷区は学区が選択制となっていますが、人気の学校は抽選です。
住んでいるだけで優先的に人気の学校へ通えるエリアは、子育て世帯への売却に有利でしょう。
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北参道は中古マンション・リノベーションマンションを探すのにぴったり
先述した条件から考えると、北参道は中古マンション・リノベーションマンションを探すのにぴったりのエリアです。
「お金で変えられない部分」である周辺環境が良く、資産価値も下がりにくいでしょう。
ここでは一般的な北参道エリアの特徴を挙げますが、物件の購入にあたってはさらに詳細な立地をチェックしましょう。
【交通アクセス】
北参道は交通の便が良く、都心とのアクセスも良いといえます。
最寄り駅は 東京メトロ副都心線 北参道駅。
東京メトロ副都心線は、乗り換えなしで渋谷や池袋、横浜まで向かうことが可能の便利な路線です。
北参道駅から渋谷駅へは約4分、池袋駅までは約12分、横浜駅までは約38分で向かうことができます。
乗り換えをすれば、新宿駅までは約15分、東京駅までは約27分です。
都内のあちこちへ移動する可能性がある人にはおすすめの駅といえるでしょう。
なお、徒歩圏内にはJR千駄ヶ谷駅・代々木駅・原宿駅、都営大江戸線 国立競技場駅があります。
複数路線が使えることで、足をのばせる範囲が広がります。
交通量の多い道路もあるため、車移動が多い人にとっても便利です。
なお、駅の近くや広い道路に面しているからといって、必ずしも住みやすいというわけではありません。
電車の音や車の音、駅前の喧騒といった騒音が気になるケースもあるので、平日や土日のさまざまな時間帯に、物件の近くの状況を見てから購入を決めるのがおすすめです。
【飲食や買い物ができる環境】
自分が住むならば、生活サイクルに合った環境であるかどうかも重要です。
外食が多い人は飲食店の数も気になるところ。
また、普段使いできるスーパーや、生活時間帯によっては早朝・深夜に営業しているスーパーがあるかどうか、家のすぐ近くにコンビニがあるかどうかなども確認しましょう。
北参道なら飲食店やスーパーは充実しており、困ることはないでしょう。
ただし、夜中まで営業しているお店の選択肢はあまり多くないかもしれません。
【治安】
北参道は、基本的には治安が良いエリアとして知られています。
犯罪件数も少なく、一人暮らしの女性でも安心して住むことができると評判が良いエリアです。
ただし、一本裏通りに入ると閑静な住宅街となっているため、逆に人通りが少ないともいえます。
物件の周辺環境は念を入れてチェックし、安全性を確認しておきましょう。
なおマンションの管理状況やどんな住民が住んでいるかも、できる限りチェックしましょう。
すべてがわかるわけではありませんが、ゴミの管理や、共有部分の使い方などにある程度の傾向があらわれます。
また、物件によって警察署や消防署が近くにある場合は、治安が良い反面、サイレンが昼夜気になってしまうというトラブルも抱える可能性があります。
【育児環境】
子どもがいる家庭の場合は、保育園や幼稚園が近くにあるかどうか、通う学校はどのような学校で、どれくらいの時間がかかるか、公園はあるかなども調べておきましょう。
北参道は明治神宮が近いことや、少し歩くと新宿御苑や明治神宮外苑もあることから、緑にも恵まれており、ファミリーにも人気のエリアです。
治安も良いため子育てするには安心ではあるものの、通学路などはそれぞれ違いますので、物件近くの環境を確認しましょう。
また、子どもがいない家庭や、在宅ワークの時間が長い人などが、公園や学校といった子どもが多い環境のそばで生活すると、音に悩まされてしまう可能性も。
生活時間帯をよく考えたうえで、家にいる時間帯に物件の周辺をチェックしておくのが良いでしょう。
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