ペットを飼育しながらマンションの購入を考えている人にとって、間取りは重要ですね。
「大切な家族の一員であるからこそ、愛するペットも喜ぶ間取りが良い…。」
今回はそんな人に向けて、中古マンションをリノベーションするポイントをご紹介。
さらに、ペットと住むにおすすめな、代々木エリアの魅力もご紹介します。
理想の間取りがあるなら、新築マンションより中古マンションがおすすめ
理想の間取りがあるなら、流通量の多い中古マンションから探すのが良いでしょう。
ただし、どんなに流通量が多いとはいえ、理想にぴったり合致する間取り・設備に巡り合えることはごくまれです。
中古マンションならば、購入費用は安く抑えたうえで、後から自分の理想に合わせて間取りを設備にリフォーム・リノベーションをすることができます。
ペットのためにリノベーションする際の注意事項
部屋と部屋の間にペット用の扉を作ったり、ペットが走りまわれるようなスペースを作ったり…リノベーションをするのも楽しみになることでしょう。
ただし、そもそもの大前提として、その物件が飼育しているペットに対応しているかどうかを確認しておきましょう。
大型犬NGなマンション、頭数に制限があるマンションなどもあります。
リノベーションをする前にルールをしっかりと確認し、大切なペットが気持ちよく住めるように努めましょう。
ペットのための間取りの工夫① ニオイ対策
どんなペットでも飼育する際に気になるのが、ニオイ。
ニオイ対策は、壁材を脱臭効果・消臭効果・調湿効果があるものを取り入れるのがおすすめです。
代表的なものは、珪藻土や多孔質セラミックなどの自然素材です。
特に猫の場合は、犬よりもトイレのアンモニア臭が気になりやすいもの。
空気の通りが悪いと、ニオイが部屋にこもってしまいます。
この場合は、換気のしやすい場所にトイレが設置できるよう、間取りを工夫することです。
さらに先に挙げた、ニオイ対策ができる壁材をトイレの付近に取り入れましょう。
ペットのための間取りの工夫② 防音対策
ニオイと並んで悩みが多いのが、音に関するものではないでしょうか。
特に吠えてしまう犬の場合には、近隣との騒音トラブルにもなりかねません。
日ごろのしつけ対策も重要ですが、少しでも音が外部に漏れないよう、壁や窓に工夫をこらしましょう。
隣接する部屋との境となる壁に、吸音材や防音シートを埋め込むのもひとつ。
また、内窓を設置して二重窓にすることで、外部に音が漏れにくくすることができます。
ペットのための間取りの工夫③ 滑りにくい床
フローリングは、ペットの足腰に負荷をかけてしまいます。
犬ならば腰痛や関節痛にもなりえますし、猫は走った際に滑って転倒してしまうことも。
ペットたちの足腰の負担を考えるなら、床の素材には柔らかい素材のものを使うのがおすすめです。
柔らかい木材といえば、スギ、パイン、ヒノキを使った無垢材フローリングがあります。
ただし、無垢材は爪によるキズや尿などのシミ汚れがつきやすいという難点も。
その場合は、コルクボードやカーペットを敷くことで対策しましょう。
ほかにはクッションフロアシートを導入するのもおすすめです。
クッションフロアシートは、その名の通りクッション性のあるビニール製の床材です。
施工が簡単でのバリエーションも豊富なので、手軽に活用できますよ。
ペットがよく通る場所には、これらの床材を使用するのが良いでしょう。
ペットのための間取りの工夫④ 傷つきにくい壁
特に猫に多いのが、壁に関するトラブル。
猫は習性上、どうしても爪とぎをしてしまう生き物。
専用の爪とぎで満足できず壁をひっかいてしまう場合は、壁紙を傷がつきにくいものにしましょう。
下半分だけ別素材にする「腰壁」という方法もあります。
腰壁とは、床から腰高程度に別の素材を貼って仕上げる壁のこと。
猫対策だけでなく、一般的に床から腰の高さくらいの間に壁の傷や汚れがつきやすいことへの対策にもなります。
デザイン性を重視することもできますよ。
ペットのための間取りの工夫⑤ 習性に応じて
飼育するペットの習性に応じて、ペットが楽しめる場所を用意してあげるのも良いでしょう。
たとえば犬の場合、囲われた場所や狭い場所を好む習性があります。
これは犬がはるか昔、洞窟などに住んでいたことからきています。
そんな犬のために、狭いスペースをあえて作ってあげるのも良いでしょう。
また、猫の場合は、高さがある間取りの工夫が必要になります。
これは猫が上下運動を好み、高い場所から周囲を見下ろすのが好きという習性からきています。
そのため猫がいるおうちで人気の間取りの工夫は、キャットウォークを設置すること。
あえて飛び移れる段差や階段を作ったり、高いところから外を眺められる仕掛けを作ってあげたりすると良いでしょう。
また、一般的に犬や猫は暑さに弱い種類が多いでしょうから、涼める場所があるとうれしいでしょう。
逆に快適にひなたぼっこできる場所を作っても、喜ぶかもしれませんね。
代々木エリアの未公開物件など、渋谷区物件掲載数No.1の中古マンションなび渋谷区への会員登録がお勧めです。
代々木エリアはペットと暮らす人におすすめ① 代々木公園
代々木エリアは、ペットと暮らしたい人にはおすすめのエリアです。
特におすすめの理由は、緑が多いということ。
代表的なのは代々木公園で、愛犬を連れて散歩している人たちはもちろんのこと、ペットを連れてオフ会をしている人たちの姿も見られます。
代々木公園は敷地内で通常のお散歩も楽しめますが、実はドッグランもあるのです。
代々木公園ドッグランは、中央広場の北側にあり、全体の広さは約3620平方メートル。
都内でも最大級の施設となっています。
代々木公園の魅力は、多彩な植物による四季折々の自然の美しさ。
その景色の中でこのドッグランの特色は、東京の中心部を代表する同公園の四季それぞれの木々がもたらす自然の中で、犬たちが思う存分走り回り、ほかの犬との交流が図れることで、愛犬家たちに人気を博しています。
またドッグラン内は、3つのフィールドで区切られています。
・体重10kg以上の犬が対象の、「中・大型犬用エリア」
・体重12kgまでの「小・中型犬用エリア」
・体重5kgまでの「超小型犬専用エリア」
このようにして、犬たちの安全面も配慮されています。
利用料は無料。
ただし、利用に際しては公園管理センターでの登録が必要です。
住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1
営業時間:[10/16~4/30] 5:00~17:00 / [5/1~10/15] 5:00~20:00
定休日:年末年始
利用会員登録:公園管理センター1階正面受付にて(9:00~17:00)
代々木公園公式ホームページ:http://www.yoyogidogrun.net/index.html
代々木エリアはペットと暮らす人におすすめ② ドッグカフェなどが充実
代々木エリアは代々木公園が近いことからも、ペットとお散歩する人を想定した飲食店が充実しています。
愛犬と一緒に入れるカフェなどが多いので、散歩の間に一息つくなど、いっしょに楽しい時間を過ごすことができそうですよ。
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