生まれ変わる渋谷駅
多くの若者や外国人が集まる渋谷駅周辺は「日本一訪れたい街」をめざして「50年に一度、100年に一度」と言われるほどの大開発が進んでいます。2012年4月には地下で東急東横線・東京メトロ副都心線と直結した東急百貨店や飲食店が入居した渋谷ヒカリエを皮切りに、2018年9月は東急東横線旧渋谷駅ホーム南部の線路跡地において開業した渋谷ストリームなど、次々と新たな建物が建設されています。2019年秋には渋谷のスクランブル交差点に面する地下7階から地上47階建て渋谷スクランブルスクエアが誕生し、地上約230メートルの高層ビルの屋上には日本最大級の屋上空間「渋谷スカイ」がつくられ、スクランブル交差点を眼下に見ることができます。渋谷スクランブルスクエアは渋谷のランドマーク的存在になるでしょう。
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▲渋谷スクランブルスクエアは渋谷の新しいランドマーク
▲渋谷上空230mから街を一望できる渋谷スカイ
現在、渋谷駅周辺は道路やJRなどによりとても複雑化しているため災害時の対応が懸念されており、災害時に配慮した再開発を行うことで災害時はもとより、それと共に犯罪が減ると考えられています。渋谷駅再開発の完成にはまだまだ時間がかかりますが、デザインを追求した建物や日本初上陸のショップオープンなど、これからの渋谷駅周辺が気になるところですね。
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話題のスポット奥渋(オクシブ)
渋谷区内で新たなスポットとして注目を集めている奥渋(オクシブ)とは、渋谷駅から10分ほど歩いた渋谷区神山町を中心とした富ヶ谷エリアのことを呼びます。このエリアは恵比寿や代官山のように大人に人気の街ですが、おしゃれな恵比寿や代官山とはひと味違う昭和レトロな街並みにハイセンスなショップやカフェが点在しており、ショッピングやデートのコースとして人気を呼んでいます。奥渋はカフェ好きの聖地とも呼ばれ、こだわり抜かれたコーヒーを提供するカフェなど、何度足を運んでも新たな発見を楽しめる街です。あなたも是非一度、大人の街と呼ばれる奥渋を散策してみてはいかがでしょうか?
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世界に発信する原宿ファッション
原宿と言えば竹下通り!原宿近郊にお住まいの方は10代の頃に遊びに行ってた人も多いはずですが、そんな若者の街の原宿が海外セレブなどから注目を集めています。原宿KAWAIIカルチャーをご存知ですか?日本の女性歌手のきゃりーぱみゅぱみゅのイメージがまさに「原宿KAWAII」です。KAWAiiカルチャーの仕掛け人はきゃりーぱみゅぱみゅの演出と美術演出を担当する増田セバスチャンですが、ロリータファッションからカワイイを追求して生まれたファッションなのです。また、ファッションだけではなく「モンスターの胃の中」をコンセプトに作り上げられたカフェレストランは外国人旅行客も訪れるほど海外でも人気。
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▲カルチャーが生まれ続ける 原宿竹下通り
1980年代前半は竹の子族でにぎわった原宿周辺はいつしか活気を失いつつありましたが、2010年代は原宿KAWAIIカルチャーで新たなファッションを生み出し原宿KAWAIIカルチャーにちなんだショップやイベントなど様々な個性を持ち合わせた女の子たちが原宿を盛り上げています。
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若者向けの流行を発信したり多彩な文化が交錯する渋谷は常に進化し続けています。駅周辺の再開発プロジェクトにより高層ビルが立ち並び、今までとは全く異なる景観となることでしょう。ワールドカップやハロウィンシーズンなどは若者たちが集まりニュースになることもしばしばありますが、悪いニュースだけでなく新たな文化が生まれる渋谷駅周辺は国内だけでなく海外からも注目されている街です。
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(初回投稿日:2020年10月29日)