学校の体育館や校庭といった施設は、放課後や休日に地域住民が活用できる「みんなの場所」。
渋谷区ではその利便性をさらに高めるため、2025年10月から学校施設の予約システムをオンライン化する取り組みを始めます。
今後は、インターネットを通じて団体登録・施設予約・抽選申込・キャンセルなどが一括でできるようになります。
スマートフォンやパソコンさえあれば、時間や場所を選ばずスムーズに手続きが可能です。
地域活動がもっと活発に
この仕組みが整えば、地域のスポーツサークルや子ども会、PTA活動、文化イベントなどが、より柔軟に施設を活用できるようになります。
住民同士のつながりや地域コミュニティの活性化にもつながっていくでしょう。
「開かれた学校」が目指すこれからの形
渋谷区は以前から、学校施設の地域開放を通じて、教育と地域社会との橋渡しを積極的に進めてきました。
今回のオンライン化は、単なる利便性向上にとどまらず、学校を「学びの場」だけでなく「地域の資源」として位置づける取り組みの一環といえます。
暮らしの中に“学校”がもっと身近にある――そんな未来が少しずつ現実のものになってきています。
詳しくは渋谷区ポータルをご確認ください。